初恋のあいつはきっと天国

夜中0時、今日は会えますようにと
優しくまぶたを閉じる。





姿はないのに私の感情だけがそこにいて
あんたを責めるように
悲しい、悔しい気持ちが爆発して叫んでた。

ずっと
泣き叫んでた。


見えない姿探し続け
会いたいと言葉にできない私は
なんて不器用なんだろう。



現実との境で抗いながら開けた
重いまぶた。
黒目にまだ光のある今に戻ってきたなら
私には使命がある。
あんたのためにたくさん
冥土の土産を持ってかなきゃ。

だから待ってて。


きっとその日が遠い遠い未来であることを
願って。

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