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9割の子に伝える答え方の基本

こんにちは!


noteでは塾講師をしていて思うことや、ちょっとした点数アップのコツなどを書いていきたいと思っています。


今回は答え方の基本について。


点数を取れている子でも、ちょくちょく忘れてしまうところなんですが、基本は質問されていることに対して、正しい答えを正しい形で答えること。


正しい答えはできていても、正しい形で書くことを忘れてしまう子が多いなと感じます。


国語の基本①

国語の問題

「この時、主人公が感じたのはどういう気持ちですか?」

「この時、なぜ主人公は○○という行動を取りましたか?」

「主人公が○○をしたのは、どういうことがきっかけですか?」


いろんな問題の形がありますが、答え方にはルールがあります


質問に適した部分を抜き出したり、書き換えたりするのは当然なのですが、それより基本的な部分のこと。


「この時、主人公が感じたのはどういう気持ちですか?」

であれば、答え方は

「~~~(という)気持ち」


「この時、なぜ主人公は○○という行動を取りましたか?」

であれば

「~~~だから(の為)」


「主人公が○○をしたのは、どういうことがきっかけですか?」

であれば

「~~~(という)こと(きっかけ)」


というように最後の言葉の部分です。


〇字以内で、〇字程度で、と文字数の制限がある場合は、答え方+文字数制限をふまえて解答を出さなければなりません。


国語の基本②

またよく

「①の『それ』が何を指しているのが答えなさい」

という問題が出てきます。


「それは、私たちの生活にとって大切なものです。」

「それが私たちの関係を変えた言葉でした。」

など、あらゆる文章に使われますよね。


そんな時は、解答を書いたあと、『それ』の部分に解答を入れて読んでみましょう。


「それは、私たちの生活にとって大切なものです。」の『それ』が差しているものは、物の名称か出来事など、名詞になるはずですよね。

だから解答は

「環境を守る」「海がきれい」

などという動詞や形容詞で終わる部分ではない、ということが分かります。


「『環境を守る』は、私たちの生活にとって大切なものです。」

違和感がありますよね?

「『環境を守ること』は、私たちの生活にとって大切なものです。」

これが満点を取れる解答です。


「それが私たちの関係を変えた言葉でした。」

であれば、『それ』が差すのは、言葉です。私の言葉なのか、相手の言葉なのか、別の人の言葉なのかは分かりませんが、言葉の部分から抜き出さなければ正解になりません。


学校の先生も仰っているとは思うのですが、意外とこういうところで点数を落としている子が多いのが現実だなぁと感じています。


付け加えると、ここが分かっていると、答えを抜き出す部分も選びやすくなるはず。

もし国語の点数で伸び悩んでいるお子さんがおられたら、一度、解答をチェックしてみて下さい(#^^#)


国語以外でも基本は同じ

ここまでお話してきた「答え方」これはどの教科でも共通です。

「なぜ~~ですか」と聞かれることがあるのは、社会くらいでしょうか・・・?

この時も、答え方は国語と一緒です。

「なぜ」と聞かれているので「~~~だから」と答えましょう。


「なぜ~~」とは聞かれないですが「Why ~~?」と聞かれることがあるのが、英語ですね。

「Why ~~?」には「Because ~~」というのは決まり文句として覚えている子がほとんどですが・・・

注意してほしいのが、日本語で解答をする時。


「Why ~~?」で聞かれているのに、「~~ということ」などと書いてしまう子が多いんです。


「it(there)が差すもの(場所)を答えなさい」も同じ。

「それが差すもの」を答えなければいけないので、文章に合う言葉にしましょう。



テストの点数をあげるために

テストの点数をあげるためには・・・


点数をアップさせること

そして

点数を落とさないこと


この2つが重要ですよ!


特に解答に△があるお子さんは気を付けてくださいね♪

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