やればできる!?
こんにちは。
先日、塾の生徒と体育祭の話をしていました。
どうもその子には苦手な競技がある、とのこと。
「まだ時間あるから、やればできるんじゃない?」
と軽く言うと
「やればできるってみんな言いますけど、やっても出来ないことってありますよね?」
あ~~~確かに(笑)
こういう素朴な疑問は、塾の先生として、なんだか試されている気になります・・・。
「先生の場合は、がんばればできることの時にしか『やればできる』って言わないよ。」
「今、あなたに車の運転を『やればできる』とは言わないしね」
そう言うと
「そういうことかぁ。」
と納得してくれました。
「でも勉強は『やればできる』って思ってるよ(^_-)-☆」
最後は塾の先生らしく話を終わらせましたが。
以前、娘が受験勉強をしていた時に
「YDK!」
とお互いに言っていたのを思い出しました。
YDK・・・
・やればできる子
・やってもできない子
両方の意味で受け取れるそうです( ;∀;)
当時は、その時々に合わせて正反対の意味の『YDK』を使い分けていました((+_+))
『私の家政婦なぎささん』でも主人公のメイちゃんが『やればできる』という言葉の重みに苦しんでましたよね・・・。
親から言われているであろう言葉は、あまり塾の先生からは言われたくないかな?と気持ちを新たにした瞬間でもありました。
塾の先生としてではない、私の個人的な意見としては
ある程度の勉強は、誰でも『やればできる』こと
でも、(将来役立つかどうかが見えない)勉強を頑張れる能力を持つ子とそうじゃない子は存在する
成績が良い・悪いの差は
勉強を頑張り続ける能力を持つかどうか
集中力を勉強に使えるかどうか
この差ではないかと思っています。
だから自然に『やればできる』と言ってしまうのですが・・・
『やればできる』とは違う言い方があるといいなと思います。
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