はじめてのVRとしてOculus Questを購入した感想2日目 ~ライトセーバーぶんぶんして赤い奴らをぶっ倒しながらVRChat~
初日は夜に少ししか遊べなかったが、この日はお仕事が休みだったのでOculus Questを遊び倒すことにした。
Oculus QuestはVRゲーム機としての側面が強いということで「Oculus Quest おすすめゲーム」とかで調べると100%名前が挙がっている『Beat Saber』を真っ先に購入した。
Beat Saber
どんなゲームかと言うと、音楽に合わせて奥から飛んでくるブロックを、両手のライトセーバーでタイミングよく斬っていくリズムゲームだ。
前回の記事に詳細を書いたが、VR機器に興味を持ったのがつい最近のため、正直言ってどんなゲームなのかイメージできていなかった……が、これはめちゃくちゃ面白い! 得意というわけではないがリズムゲーム自体は好きなのですぐにハマってしまった。
特に両手にライトセーバーというのがすごく良い! 互いのセイバー部分を重ねるとブルブルする。これだけでもう面白い。これはズルい。
さらに、Oculus Quest版は非公式ながらカスタム化することで色々と楽曲を追加することができるらしい。(他の機種については詳しく知らないので触れない)
OsuやBMSなんかは過去に通ってきてるのでサクサク導入。
Beat Saberオリジナル楽曲も素晴らしい物が多いが、やはりリズムゲームは聞いたことのある曲のほうが楽しく遊べるね。
……が、ここで問題発生。
汗をすごくかく! チュートリアルや低難易度を遊んでいた最初はともかく、本気で遊び始めたら20分も遊んだだけで汗びっしょり!
Oculus Questの顔に当たるパッド部分はスポンジっぽい材質なのだが、ビッチャビチャになってしまった。これだからデブは嫌だ。
仕方ないのでBeat Saberを一旦ストップし、小休憩がてらせっかくなので別のゲームも探すことにした。
するとストアで二本セットでお安くセールになってるゲームがあった。
『SUPER HOT』と『Space Pirate Trainer』だ。
SUPER HOT
このゲームは普通の家庭用ゲーム機で出ていたので名前は知っていた。とりあえずOculus Questにプリインストールされていた体験版を遊んでみることに。
どんなゲームかというと、ステージ攻略型で赤い棒人間みたいな敵を拳で殴ったり、銃で撃ったり、手裏剣を投げつけたりしながら全滅させて進んでいくというものだ。
しかし特徴として『自分が動いたときだけ時間が進む』というものがあり、これが非常に面白かった。逆に言えば自分が動かなければ敵も動かないので、(ちょっと時間は進むが)ゆっくりと周囲を見渡し敵や武器の位置を確認しながらどのように攻略していくか練っていく。
もちろん敵も銃を撃ってくるのだが、弾丸も自分の動きに合わせて動くため、落ち着いて軌道を確認して避ける。すごい。マトリックスだ。これを実際に自分の体を動かしながら遊んでいくんだから面白くないわけがない。
結局すぐにストアで購入してしまった。
正直に言うが、瞬間最大風速で言えばBeat SaberよりもSUPER HOTが勝っている。このゲームは本当に面白い。
もちろん上述したとおりBeat Saberはいろんな曲を追加することができるのでコスパで言えば最強だ。だが例えば「一個だけ一番オススメする作品は何か」と言われたら、私はSUPER HOTを推す。
とにかくどのように攻略するか考え、敵を倒し、銃弾をかわし、時には遮蔽物を利用しといったこの体験は、まるで自分が映画の主人公になったかのように感じさせてくれる。オススメだ!
VRChat
ところが困ったことが起きた。
SUPER HOTもすごく汗をかくのだ。
Beat Saberを動の運動だとすると、SUPER HOTは性もとい静の運動だ。変な姿勢のまま変な動き方をするせいですごく大変だったりする。
そこで動画を見て休憩したり色々したあと、VRChatをやってみようと思い至った。いや、あたかも思いつきましたみたいな書き方をしたが、実は初日からインストールしてあったし、なんならアカウントだってバッチリ作ってあった。
だが怖かった!
どうにもオンライン上の対人コミュニケーションが昔から苦手で、ソシャゲのミッションに『ギルドに入ってみよう!』みたいなのが出てくると頭を抱えながらアンインストールするレベルだ。骨の髄まで浸透したコミュ障というのは一生治ることが無いと思う。
しかしそれ以上にVRChatへの憧れも持っていた。
可愛いキャラクターとキャッキャ言いながら見たことのない世界に行ってみたい。この気持ちがわかってくれる人はたくさんいると信じてる。
幸いなことに初心者が最初に行く場所として推奨されているチュートリアルワールドがあるということで、恐る恐る入ってみることにした。こういう時に一歩だけ頑張れる餅からちゃんは偉いと思う。
ワールドに入ると周囲の壁に色々と説明が書いてあったので、適当にキョロキョロ見渡していると不意に頭上から「こんにちはー」という声が聞こえた。
顔を上げると、なんと数名の可愛いキャラクターが段差の上に座り、ニコニコしながらこちらを見ていた!
慌てて「こんにちは!」と手を振り返すと、そのまま降りてきてこちらに話しかけてきてくれた。新人のために案内をしている方々だった。
予めそういったボランティアがいることは調べていたし、それを期待してチュートリアルワールドに行った私だったが、本当に間髪入れずに来てくれるとは思わなかった。
皆さん優しく、ちゃんとQuestユーザー向けの操作方法を丁寧に教えてもらうことができた。本当に頭が下がる思いだ。
最後に記念撮影もした。真ん中のピンク可愛いのが餅からちゃんだ。存分に萌えてくれ。
Questの場合、アバターがロボット化しているパターンが多い。殆どはちゃんと表示させることもできるのだが、この時はテンパリまくってるのでそこまで頭が回らずロボロボしてる。残念。
説明の後、そのまま色々とワールド紹介まで申し出てくれたのだが、あいにく私が時間切れとなったためその日はお別れをした。
今思えばもっと時間に余裕のある時の訪れ、ワールド紹介までしてもらうべきだったと後悔しているのだが、それはまたあとの話。
そんな感じで大満足の休日を過ごすことができたのだった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?