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さらば平成、アイラブユー!歌詞


朝陽と闘い 負け続け30年
布団からは出まいと歯を食いしばってきたのに
こんな僕でも可愛い子どもだったさ
それが気づいた時には 歳だけを食っていた

ああ 納得がいかない
世界はどうしてこうも 理不尽なのか
ああ それならばいっそ
一つでっかい騒ぎでも起こしてやろうか!

せーの!
で空を飛び回れたら
僕を馬鹿にしてた奴らのことを
馬鹿にできるぜ
せーの!
の声であの娘を連れ出して
波の煌めく海へ走るのさ
なんてなぁ、できるわけないだろう
カラスが僕を見て 阿呆と鳴いた

新時代の開始に不況は起こり
お腹からは出まいと僕は努めていたのか
その姿を変えてきた街と共に 
いつの間にか 腐っていた僕は救われない

ああ 上手くいかない
あの娘は今どこに いるのだろうか
ああ 平成も末だ
こんなことばかりしてちゃ 何も見えてこないなぁ

僕らが生き抜いた平成は
もう終わるらしく その背中は小さく見えた
どんな時代も いつの日でも
楽しく生きられるか どうかは 
自分次第だったんだ ー

僕は飛べない 魔法も使えない
それでも それでも 変わることならできるのさ!

せーの!
で朝陽へ叫ぶと共に
やり残したことなんて無くしてやると
息を吸い込む
せーの!
で布団をはぎ取って
せーの!
であの娘の手を握り
せーの!
でこの世の歌を歌うのさ
ああ ああ、
もう終わりなのか平成、
行ってしまうのか平成、
さらば平成、アイラブユー!

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