見出し画像

ニンジャスレイヤーにおけるSNS(死ね!ニンジャスレイヤー=サン!死ね!)の歴史

死ね!ニンジャスレイヤー=サン!死ね!とはニンジャスレイヤーにおける一種のコトダマである。
詳細の説明はニンジャスレイヤーWikiを参照されたし。

実際どのようなニンジャがこれを放ち、どのように散っていったのか?
掲載順に紹介していこう。

エピソード:メリークリスマス・ネオサイタマ
発言者:フロストバイト(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
記念すべき第一回SNS。「貴様の死因はショドー中の転倒死だ!」でも有名なフロストバイトだが、初SNSについてはあまり知られていないのではないだろうか。投稿は2010年11月20日でありかなり早い時期に登場したコトダマであることがわかる(ゼロ・トレラント・サンスイの投稿は2020年7月24日。原初のSNSでありながら、文節を全角スペースで区切るという唯一の特徴を持つ。

エピソード:ネオサイタマ・イン・フレイム4 ダークダスク・ダーカードーン
発言者:ラオモト・カン(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
第二回はまさかの聖ラオモト。彼すらも使っているコトダマが何故サンシタ台詞というイメージになってしまったのか。

エピソード:リキシャー・ディセント・アルゴリズム
発言者:ブラックドラゴン(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
シテンノかつ懲罰騎士、シャドウウィーブのメンターとしても知られるブラックドラゴン。彼も決してサンシタというわけではない。

エピソード:ゲイシャ・カラテ・シンカンセン・アンド・ヘル
発言者:ホースバック(同エピソード中にジェノサイドによって爆発四散)
死ね!ニンジャスレイヤー=サン!死ね!ではないが一種のSNSとして扱う。初のニンジャスレイヤー以外に用いられた「死ね!○○!死ね!」である。サンをつけないどころかゾンビ野郎呼ばわり。SNSの内容も本人のカラテも今までの3人と比べると落ちる内容である。

エピソード:デイ・オブ・ロブスター
発言者:アザワ(同エピソード内で自爆)
ニンジャども、とはロブスターとニンジャスレイヤーとのこと。ロブスターは爆発四散済であるがアザワにはわからなかったのだろう。
ニンジャスレイヤーとナンシーは無傷で逃れたが、彼自身は事務所と運命を共にし爆発四散した。モータルであってもSNS後の爆発四散は逃れられない。

エピソード:シャドー・コン
発言者:バンシー(同エピソード内では生存)
一見有難さのインパクトで気づき辛いが、SNSの一種である。
オヤブンじきじきのお相手を有難く思いながら死ね!有難いカラテで死ねニンジャスレイヤー=サン!有難く死ねーッ!
従来のSNSはカラテシャウトの一種であったが、これは野次タイプのSNS。発言者であるバンシーはエピソード内では生存している。別エピソードでは爆発四散したが、デスドレインによるものでありニンジャスレイヤーは一切無関係。ただしSNS発言時にニンジャスレイヤーと交戦していたオヤブン、サラマンダーは爆発四散した。

エピソード:ブーブス・バンド 〜ロックンロール女囚軍団〜
発言者:観客
2012 年エイプリルフール企画にもSNS表現は登場。「死ね!」と「アコースティック死ね!」はおそらく別の発言者かと思われるが、『観客』というくくりで見ればSNSが成立している。
この後に観客たちはナチスによってゾンビ化、ブーブス・セクシー・ストライキング・バンドの代表曲、闇シングルとして全米に流通している「ブーブス・ストライク」を受けて肉がボロボロに崩壊した(ロックンロールが弱点だ)。ブシェーミは古い肌がゾンビになり崩壊したことで新陳代謝で若返ったが観客がどうなったのかは不明。

「キリステ……」「グワーッ!」「ゴーメン!」ダークニンジャは■■■の身体をうつ伏せに倒し、刃を捻り込んだ!「アアバーッ!」「死ね!貴様は単なる■■■だ!貴様では■を、■■を扱えぬ。妄想を何一つ実現できぬまま、恥辱に死ね!」「アアア!」■■■は抵抗した。だが傷はあまりに深い!113

Twitterリンクなし
エピソード:キョート・ヘル・オン・アース:急:ラスト・スキャッタリング・サーフィス
発言者:ダークニンジャ
特定真実のネタバレを含むため一部罪罰罪罰した。この後は紆余曲折あったもののダークニンジャは■■■を下し、生存した。流石は主人公のライバルキャラといったところか。

エピソード:フー・キルド・ニンジャスレイヤー?
発言者:ニンジャキラー(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
地の文にてニンジャスレイヤーとなっているが、これはニンジャスレイヤーを名乗るセイジ(ニンジャキラー)である。SNS構文を用いながらも対峙したニンジャをしっかりと爆発四散させた。

エピソード:レプリカ・ミッシング・リンク
発言者:パンデモニウム(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
ニンジャスレイヤーとの交戦中のSNSではあるが、本人が攻撃時に発したのではなくシズケサがニンジャスレイヤーを襲ったのを見て発した野次タイプのSNS。パンデモニウムは爆発四散したが、同じタイミングで交戦していたシズケサ、シャドウドラゴン、キングピンは生存した。

エピソード:ソイ・ディヴィジョン
発言者:クルセイダー(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
シンプルなSNS。同じタイミングで交戦していたベアナックルも爆発四散、シズケサは逃走を試みたものの爆発四散した。一度はSNS死から逃れたシズケサも、二度目は逃れられなかったようだ。

エピソード:マグロ・サンダーボルト
発言者:ウィンドブラスト(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
みんなだいすきマグロエピにもSNSは登場。ちなみに、まったく関係のないことではあるがみんなだいすき野球エピでは「死ね!内臓をブチまけて死ねーッ!」というフォートレスの台詞がある(2013年8月28日)。惜しい。

エピソード:ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ10100745:ショック・トゥ・ザ・システム #1
発言者:スレッジハンマー(同エピソードにてニンジャスレイヤーと交戦中、ナンシー・リーの爆撃により爆発四散)
シンプルなSNSながら、ニンジャスレイヤーとの交戦中に協力者によって爆発四散させられた珍しい例。

エピソード:ブラックメイルド・バイ・ニンジャ
発言者①:マチカネ課長(ブラックメイルによって生首サッカーボール死)
発言者②:ブラックメイル(ニンジャスレイヤーによって爆発四散)
発言者③:アサノ・モチロウ(生存)
プールに死体が浮かび、血が広がってゆく。薄汚いマネーに染まった、薄汚い血が。のテンドンで有名な本エピだが、SNSも三度使用されている。三人目の発言者であるアサノ・モチロウについては同エピソード内では生存してあり、その後の生死も不明。

エピソード:ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ:10101517 ニチョーム・ウォー
発言者:キュア(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
死ね!ではなく死ねい!になっているのが特徴的。この特徴により、「死ね」ではなく「死ねい」で検索しなければTwitterでは表示されない。本記事で紹介しているSNSはすべて「死ね from:njslyr」で集計しており、キュアのSNSは筆者が記憶を頼りに探し当てたものである。他にも集計しているSNSがあるかもしれない。

エピソード:マスカレイド・オブ・ニンジャ
発言者:サーペンタイン(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
SNS発言の対象であるオウガパピーから致命傷を受けた後、ニンジャスレイヤーによって義弟を投げつけられて爆発四散。普段は敬語口調なのだが、何故か死になさい!ではなく死ね!と発言している。対象によって爆発四散させられるのではなく、対象と交戦中に協力者によって爆発四散させられたスレッジハンマータイプ。

エピソード:アンエクスペクテッド・ゲスト
発言者:囚人
野次タイプのSNS。混迷を極めるエピソードのため、野次った囚人や交戦していた大男の生死は不明。ジェイクは生存している。

エピソード:シルバー・シュライン・ライク・ア・バレット
発言者:ストームライダー(同エピソード中にニンジャスレイヤー、シルバーキー、ヤモト・コキによって爆発四散)
本エピは応募者全員プレゼントのオーディオドラマエピであったが、後日Twitterでも更新された。オーディオドラマならではの3忍の連携攻撃という豪華な爆発四散。

エピソード:オリジナル・ツイッターアー・アドベンチャー・ゲームブック・シリーズ #3「ニンジャの自宅」
発言者:キングプラウン(同エピソード中に爆発四散)
Twitterフォロウーワー65535人突破記念「年末年始ニンジャンボリー2016 to 2017」のゲームブック企画であり、本編とは無関係。
本編とは無関係の企画ではあるが、AOMにおける初SNS。
キングプラウンは選択肢によっては生存エンドを迎えるが、SNS発言時にはニンジャスレイヤーまたはサツバツナイトによる爆発四散が確定している。

エピソード:テラー・フロム・ディープ・シー
発言者:ディープテラー(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
2017年8月4日にニンジャスレイヤープラスで公開されたエピソードだが、Twitterでも「エリミネイト・アナイアレイター」と並行する形で更新された。バイオ大蛸であるため発声ではなく、精神波を用いてニューロンへ直接SNSしている。
第三部完結後の更新ではあるが、本エピソードはトリロジー時系列のエピソードでありニンジャスレイヤー=フジキドであることに注意。

エピソード:デイ・オブ・ロブスター2
発言者:ロブスター(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
ロブスターエピ再び。本エピは応募者特典小冊子またはニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨンの特典のみの限定エピであったが2017年9月1日にはnoteで、その後にTwitterでも更新された。
ニンジャスレイヤーによる爆発四散であるが熱湯プールに落とされ、ほっこり茹で上がってからの爆発四散という時間差爆発四散。ともあれ、これで悪夢は終わったのであった。

エピソード:デイ・オブ・ロブスター3
発言者:ロブスター(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
2017年9月1日にnoteで、その後にTwitterでも更新された。
ニンジャスレイヤーによる爆発四散であるが原子スープに落とされ、ほっこり茹で上がってからの爆発四散という時間差爆発四散・・・『ニンジャスレイヤーと交戦していたロブスター』は。生き残った他のロブスターがなんとニンジャスレイヤーを爆発四散させ、ナンシー・リーに迫るのであった。

エピソード:ア・デッカーガン・イズ・マイ・パスポート 
発言者:店主(同エピソード内では生存)
店主との記載だが、実際にはソウカイヤのサイバネヤクザであり店を乗っ取っていた。タバタによって確保され、生存している。

エピソード:アット・ザ・マウンテン・オブ・ブッダネス
発言者:ヘッドテイカー(同エピソード中にサツバツナイトによって爆発四散)
2017年12月13日にnoteで、その後にTwitterでも更新された。(ゲームブックを除き)AOM時系列における初のSNSであるが、対象はニンジャスレイヤーではなくサツバツナイトである。

エピソード:カット・ザ・ボトルネック
発言者:ブルタルギア(同エピソード中にニンジャスレイヤーによって爆発四散)
2019年7月23日にnoteで、その後にTwitterでも更新された。(ゲームブックを除き)AOM時系列においてニンジャスレイヤー=マスラダを対象とした初めて、かつ唯一のSNSである。いつか本編AOMでもSNSが見られることはあるのだろうか。

29のSNSから見えてくるもの

基本的には奥ゆかしいコトダマである
しばしば「サン」付けを怠る不届き者が現れるが、サン付けしなかったのはホースバック、アザワ、観客、ダークニンジャ、ニンジャキラー、パンデモニウム、囚人、店主の8例。その8例も対象を「ゾンビ野郎」「狂人」などと呼んだものであり、ニンジャネームにサン付けをしないSNSは意外にもなかった。

低いサンシタ率
SNSというと「サンシタの代名詞」「死亡フラグ」と言われがちであるがラオモトを筆頭に強敵ニンジャ、善戦したニンジャが多くむしろ瞬殺されるようなサンシタは少ない。ただ、死亡率が高いのは間違いないようだ。

高いヨロシ率
29のSNSのうち、ヨロシサンニンジャによるものが4SNS。割合にして約14%、非ニンジャによるものや本編と無関係の企画を除いた20のSNSを分母とすると20%!実に5分の1がヨロシサンニンジャによるものなのだ。さらには非ニンジャが発した7SNSのうち2SNSがヨロシエピソード(デイ・オブ・ロブスター1とアンエクスペクテッド・ゲスト)で登場しており、もはやヨロシサンとSNSの繋がりは疑いようもない。

未来へ

SNSの出現率はそう高くなく、AOM本編においては「死ね!ニンジャスレイヤー=サン!死ね!」はまだ登場していない(ブルタルギアはデッドリー・ヴィジョンズのため例外)。
AOMにおける高らかな「死ね!ニンジャスレイヤー=サン!死ね!」と盛大な爆発四散が楽しみである。

オマケ

本調査にあたり、「死ね from:njslyr」で検索したためSNSではない通常の「死ね」もピックアップしている。流石に全部はまとめきれないが、我らがニンジャスレイヤーの死ねを以下にピックアップした。

8例と少ないが、ニンジャスレイヤーも「死ね」と発言することがしばしばあるようだ。しかしながら、この例は全てトリロジー系列であり全てフジキド・ケンジによるもの。意外にも荒っぽい口調の若者であるマスラダ・カイによる死ね発言はない。令和のニンジャスレイヤー(初登場エピ平成28年)らしいコンプライアンス意識と言える。

#njslyr #dhtpost #dhtpost2020s