プロレス初心者がWWEを観に行くまでの話 #1

noteには「スキ」という「イイね」ボタン的な評価の仕組みがあるんですね。

前回の初 note投稿(というか、SNS自体が初)で、なんと5スキをいただいて、腹の底からうれしかったです。
70kgのボディが5cmくらい地上から浮いてるんじゃないか、と思うほど。
大人になるとほめられることって少ないんで、本当にうれしかった、ありがとうございます!

さて、前回の続きです。

アスリートの食生活をつづった「ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け」(平松洋子さん著)を読み、プロレスラー 棚橋選手のスポーツ科学に基づいた食事の組み立てにびっくりし、棚橋選手自身にがぜん興味が出てきました。

Googleで棚橋選手を画像検索すると、羽がついて白をベースに赤と青のけっこうキラキラしたコスチュームをまとい、やさしいまなざしで「とぅーす」的にかるく右手を上げた写真が検索結果に上がってきました。

当時はいわゆる一般的な「とにかく体が大きい」「筋肉隆々」「強面」というようなステレオタイプのイメージしかプロレスラーに対して持っていなかったので、正直なところその「陽キャ」な画像を目にしてかなり意外な気がしました。やさしい笑顔で微笑んでいるプロレスラーの選手って、いるんだなーと。

今にして思うと、棚橋選手が私の興味の入口だったことは大変に幸運だったと言わざるを得ません。

のちに棚橋選手の著作を読み進めていく中で知ることになる、「プロレス界を俺たちの世代でもう一度爆発させる」という強い思い、そしてプロレスにいままで興味のない私のような人たちの関心を呼び起こす、またプロレスの従来のイメージを時代に合った方向へ作り変えていくための棚橋さんの様々な取り組みに、うまいこと引っかかったのです。

つまり、「プロレスに全く興味のない層にまで届くような思いっきりハードルを下げたアプローチ」なので、いわゆる昔のテレビ中継で観たような、黒パンでコワモテのー、ではないため、「プロレスラーって怖そう」という固定観念をぶっ壊す、キラキラニコニコ、によって、一気に興味の関心が全方向に向きました。

そしてそういう目で今の時代のプロレス界を見てみると、非常に個性的でカラフルな選手がいっぱいいることに気づくことができました。

今はYouTubeはじめ動画サイトでいろんな試合を観ることはできますが、やっぱり生で試合を観たいな!と強く思い、検索してみたところちょうど6月9日に新日、全日、NOAHの3団体で開催する「All Together」というイベントが両国国技館であることを知り、さっそくチケットを購入。50歳にして、生まれて初めてプロレスを生で観ることになります。

チケット購入したこの時点で5月半ばだったので、まだ開催の6月9日までは2、3週間あり、さっそく出場選手などの予習をスタートします。

次回へ続きます。





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