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ライオンズどうでもいい(どうでもよくない)ニュース

ニュースがない!
コロナウイルス対策としてライオンズを始め各球団は全体練習を中止した上で、報道陣にも取材自粛を要請しています。
広報さんが取ってきたコメントが各媒体に配信されたり、ZOOM等を使ってオンライン取材も行われていますが、どうしても各紙の記事が同じになってきます。スポーツ新聞の記者の皆さんお疲れ様です…。

そこでオフのニュースの中から、野球そのものとはあまり関係なく、ともすれば「どうでもいい」と言われそうなライオンズニュースを読んで時間を潰してみるのはどうでしょう。(勝手ながらこれこそがスポーツ新聞の真骨頂と思っています)


文春野球ドラゴンズ陣営の「ドラゴンズ 10大どうでもいいニュース」にあやかって、タイトルは「ライオンズどうでもいい(どうでもよくない)ニュース」です。


「ドラゴンズ 10大どうでもいいニュース」2019春 


「ドラゴンズ 10大どうでもいいニュース」2020春 



①ルーキーたち、オーラを感じる 1月9日 スポーツ報知


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写真は2019サンクスフェスタで小さなおともだちに手を振る中村選手

1月9日から室内練習場で合同自主トレを開始したルーキー9選手。
チームの先輩に会うのは初めてとあって緊張でいっぱいだったことは想像に難くない。
そんな中で彼らの前に現れたのはレジェンド・中村剛也。
挨拶したルーキーたちは異口同音に「オーラを感じた」と驚き、「小学生並みの感想」と付けたくなってしまうような初々しいコメントを連発。


②辻監督、胴上げ写真がないのを気にする 2月2日 スポーツニッポン


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写真は2019シーズン優勝時の喜びあふれる胴上げの模様

キャンプ初日の取材対応を終えた辻監督。
チーム名物となった訓示を行っている熊代の写真は南郷スタジアム入り口に飾られているのに、胴上げされている写真がないことに気付いてしまう。ちょっと切ない。


③ライナ、今年も肉(29)が好き 2月9日 ライナTwitter


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写真は2020春季キャンプにてエア肉を切るライナ氏(左)と小川龍也投手(右)

今年もお肉が大好きな肉食系マスコットのライナさん。
背番号が獅子(44)から肉(29)に変わった小川龍也に南郷キャンプで猛烈アタック。そういえば去年までの29(小石博孝)とも仲が良かった…。
そしてドアラに絡まれるせいかドラゴンズ出身者はマスコット慣れしている。


④森友哉、自らの金髪に疑問をもつ 2月11日 西日本スポーツ


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写真は2020春季キャンプで少し髪が伸びた森友哉捕手

ド派手な金髪でキャンプを迎えた森友哉。
ヘルメットを脱ぐたびにスタンドからシャッター音が鳴り響いていました。
「何でこんなんしたんやろう」と言いつつキャンプが終わっても金髪をキープ。


⑤今井達也、幼稚園児にガチアドバイス 2月14日スポーツ報知

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写真は2019選手ファンとの集いで華麗なスーツ姿を披露する今井投手

バレンタインデーに地元の幼稚園児からチョコレートをプレゼントされた松本航と今井。
「どうやったら野球選手のお嫁さんになれますか?」というかわいい質問に、松本が照れながら「ライオンズの応援をしてくれたらなれる」と返したのに対し、
今井は「体が資本の仕事なので、家事全般できる人がいいですね」とガチ回答。子どもたちどんな顔してただろうか…。


⑥中村剛也、地元の後輩に会ってテンション上がる 2月23日 日刊スポーツ

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写真は2020春季キャンプにて穏やかな笑顔でロングティーをする中村選手

照れ屋でチームメイト以外にはあまり喋らないおかわりさん。
練習試合で挨拶されたタイガース井上広大から同じ大東市出身と告げられ、「めっちゃ近いやんっ!マジで地元やん」とテンションが上がる。

他球団がメインの記事におかわりさんの名前が出てくること自体結構珍しい。


⑦栗山はじめくん、試合のレポートを書く 3月5日・18日 日刊スポーツ

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写真は“家では面白いパパ”を感じさせない男前すぎる栗山巧選手

学校が休校になり時間を持て余した小学2年生(当時)の長男に無観客試合のレポートを書いてみることを提案した栗山さん。
ノートに手書きで書いてくると思っていたところ、Excelに打撃結果をまとめ、Wordに選手の特徴を書くというデジタルネイティブ世代らしさ。

お父さんのことは「家に帰ってきたら面白い」。

お家での栗山さん見たい…。前世でどんな徳を積めば栗山さんの息子に生まれてこれるんだろう…。


⑧ニール、絵を描く 4月5日 日刊スポーツ

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写真は2020春季キャンプ入りするきれいな瞳のニール投手

正確無比なコントロールでチームを優勝に導いてくれた「ニール先生」は「ニール画伯」でもあった。
アメリカの自宅にはアートコーナーを設けているほど絵を描くのが好きだという。
野球の話でも発言の節々に頭の良さを感じるし多彩すぎるニール先生。
ぜひオリジナルTシャツとか販売してほしい。


⑨山川穂高、2点 4月7日 球団配信コメント

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写真は2020春季キャンプにて早出捕手練習に飛び入りする山川内野手

開幕延期による自主練習でキャッチャー練習に取り組むことになった山川、外崎、森、川越。
森がここぞとばかりに他3人を厳しく指導しながら、ブロッキング練習などに汗を流した。
練習後にキャッチャーとしての点数を聞かれた森は「外崎さん60点、川越さん4点、山川さん2点(笑)」。


⑩山野辺翔、サンデーライオンズにメールを送る 4月26日サンデーライオンズ

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写真は2019春季キャンプにて笑顔を絶やさず練習に励む山野辺選手

試合がなくなって放送時間を持て余してしまったサンデーライオンズ。

4月26日のメッセージテーマは「焼肉屋と言えば」。久保さん、佐藤さんなど出演者が焼肉のエピソードを語ったり、好きなメニューで打線を組んだりする中、まさかの山野辺からメールが。9番芋アイスのクセ者感。


番外編
秋山翔吾、一問一答が長すぎる 3月9日スポーツ報知

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写真は伊豆で自主トレをする横須賀出身の海が似合う秋山翔吾選手

レッズに移籍して毎日のように記事が出るようになった我らが秋山翔吾。
真面目で、理屈っぽく、話が長い…いや言語化する能力が高いのは相変わらずで、囲み取材の一問一答が長すぎる。


直接の取材が解禁されて各紙の特色がある記事が読めるようになるのはいつになるやら…。はやくそんな日がくることを祈って5月も家で過ごしていきます…。がんばれスポーツ新聞。

文=も 写真=打子

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