PEOPLE1「常夜燈」

あなたに、今日の「良いな」と思ったものをシェアします。「良いな」と思ったということは、私の心が動かされたということです。私の心が動かされたということは、あなたの心も何ミリか動かすかもしれません。レシートの裏に書かれた文章でも、路地裏に捨てられた看板でも、小説でも、音楽でも、漫画でも私が見た世界をシェアします。

今日良いなと思ったのはPEOPLE1の「常夜燈」という曲です。MVも合わせてどうぞ。

単純に良い曲だなあと思うのですが、特に私はこの歌詞の他人事のような距離感が好きです。

たとえば「この世界には未来がキラキラとみえる人もいるというの」というサビの部分。

歌詞に人格はないけれど、歌詞に人格があるとするのならこの「常夜燈の歌詞さん」は別に未来が輝いて見えないわけです。

それなのに映像の中で女の子は楽しそうに踊っていて少しズレている。そのギャップが良いなと思ったわけでした。

「常夜燈」の曲自体はアンニュイな歌詞とメロディなのに、MVは女の子が踊っている楽しそうな映像という、悲と楽の対比が好きでした。