地方在住フルリモート情シスの徒然タイムスケジュール
こんばんは、しがない情シスです。
今回はフルリモ情シスの日常についてのお話です。
地方非IT企業から都内ITベンチャー(フルリモート)へ異世界転生してから暫く経って、ようやく慣れてきた感があるので久々に筆を取ってみようと思います。
「1ヶ月くらいは生活サイクル安定が最優先なのでアウトプット抑制!というか、アウトプットとかやってる暇ねぇ!!」っていう感じで、とにかく新しい生活に慣れること最優先でした。
そっから2ヶ月経って、3ヶ月過ぎました。あれ?おかしいですね…???惑星ルビコン3で闘争に明け暮れてトロコンし、1ヶ月超の期間が吹き飛んでた気がする。
…いやー、新しい環境って慣れるまでホント大変ですよね!!!
というわけで、地方在住フルリモ情シスがどんな日常を送っているのか、そのサンプルの一つを赤裸々?に綴ってみます。
ミックスナッツをつまむくらいの感覚でお読みいただければ幸いです。
それではいってみよ〜。
※前回の転職戦記鬼無里はこちら
生活タイムスケジュール
はい、というわけでですね、こちらが実際のタイムスケジュールになります。
平均的な日常の生活サイクルですね。
タイムスケジュール
06:30 起床(子供をリビングに連れて行く)
06:45 ごはん、身支度、登園準備、洗い物、洗濯取り込み
07:50 保育園送り(5歳児、2歳児)
08:40 帰宅、仕事準備、ロボット掃除機稼働など
08:50 始業
12:00らへん お昼ごはんタイム(たまにラーメン食べに行く)
17:30 子どもたちが帰ってくるのでそっとイヤホンをする
18:00らへん 終業
18:00らへん以降 ごはん、お風呂、夜の洗濯or洗い物、歯磨き
20:30 寝る前の遊びとか何やかんやの時間
21:30 寝かしつけ 同時寝落ち or ちょびっとだけ夜更かし
平均的なスケジュールですが、フレックスのため多少前後したりします。(後述のイレギュラー発生時の対応など)
働き方・仕事内容
フルリモ情シスの働き方とか仕事内容なんですが、フルリモであるということ以外、一般的にイメージされる情シスと業務内容は変わりありません。
ヘルプデスクやります。キッティングやります。アカウント管理、入退社対応しますし、ツールの導入、社内業務効率化、IT施策提案、セキュリティ対策…etc.etc.とにかくいろいろいっぱいやります。
細かいところは組織によって変わるとは思うのですが、大枠として「ITつこうて社内環境よくする」という業務はいっしょです。
(職種が一緒なのでそれはそう)
所属企業の方針が「原則リモート」を敷いているので、物理的に出社できない勤務形態です。
そのため、以下の点が「出社前提の情シス」とは異なります。
オフィスのデバイス管理は本社メンバーが担当
デバイス台帳があるので情報は更新、実棚はメンバーにお願い
予備PC在庫や検証機など一部デバイスは自宅で引き受けるよ
オンプレ機器ほぼ無し、あっても本社メンバー(総務さんや本社エリア居住のチームメンバーさん)が担当
ルーターとかAkerunとかあるよ
コミュニケーションは原則チャット
定例オンラインミーティングや、社内オンラインイベント(勉強会)があるよ
割りとオンラインミーティングは多い感じだよ
方針が原則リモートな会社なので、オフサイトでのイベントは少ないよ
自宅がオフィスだ!
在宅勤務手当が出るので、自宅をオフィス環境として整えるのは社員の義務だよ
地球がリングだ!
でも、違いって言えばそれくらいですね。
物理的に座席が存在しないので、「ちょっといいっすか」みたいな感じで同僚と話すことも無いですし、「あのーコレ聞きたいんですけど」みたいにユーザーから話しかけられたりもしません。
ただし、それが全部チャットに置き換わってるだけです。
timesで何か話したりしますし、ミーティングでは必ずアイスブレイクはさみますし、情シス常駐チャンネルにはQAと依頼が引っ切り無しに舞い込みます。
職種が変わらなければ、フルリモだろうとなんだろうと情シスは情シスなのだ。
家庭生活や育児
勤務時間の都合で保育園の送りは私が担当、迎えは妻が担当に固定しています。
寝かしつけは21時すぎを目安に完了させます。でないと翌日寝起きの機嫌が悪い娘モンスターが爆誕してしまいます。
娘たちが寝た後のちょびっと夜更かしタイムが唯一の心休まる時間です。
あとポケモンスリープで寝る時間の約束をしているので、決まった時間までにはしっかり寝ます。ねむけパワー!
(たまに娘が垂直に脇腹に突き刺さって来て安眠が妨害されますが、それはご愛嬌。睡眠スコアに影響は…無いとは思う)
生活サイクルは割と固定化してます。
決まった時間に始業して、稼働時間が過ぎたら退勤する。
そうでないと私生活と家族に影響がでちゃうんですよね。
日常生活あってこそのお仕事生活。
日常のイレギュラー対応
以下のような感じで、日常での生活サイクルのイレギュラー対応もあります。
子供の急病
家族の用事でお迎えを替わってほしい
こうした時にもフルリモート+フレックスであれば対応しやすいのでありがてぇなぁ…としみじみ思っています。
通勤時間が無い、出社時間調整できる、何なら途中離脱もできる(その分欠勤控除だけど)という風に、働く時間帯に自由度を持たせられるのは非常にありがたいです。
ついでに言うと入社直後に数日間の有給付与もしてくれますし。
子どもが熱を出すたび無為に…いや、無為にではないけど、とても虚無感のある半休や有給を消耗しなくて良いのは精神衛生上非常に良いです。
フレキシブルな働き方をさせてくれる組織には感謝感激。
現在のチームもお互いをカバーするっていう意識がはっきりしてるので、すぐに「後は任せろー!」って言ってくれるのがとってもありがたいです。
良いチームだなぁ…(しみじみ)
自分の時間とか、アウトプットとか
この記事を書いてる時間ですが、スマホで下書きポチポチとか、子供が早く寝たタイミングとかでちょっとだけ夜更かしするとかして捻出しています。
趣味の時間も同じく。
優先順位は一に生活、二に仕事、三が趣味(アウトプット含む)くらいです。
いのちだいじに。ちょっとずつコツコツと。
転職したてのうちはホントこの辺のさじ加減が分からなすぎたので、仕事→家事育児→寝るの繰り返しだったのですが、ちょっとずつ自分にあった生活リズムと言うか、サイクルやルーティンみたいなものがわかってきた感じです。
アウトプットに関しては、期間は空いたとて継続的にやる(やろうとする)のが大事なんだなぁ、って思います。
暫く文章を書くのを怠ったので、書き方忘れちゃってました。定期的に書こうね!
なお、この記事執筆時点では、note以外の目下の趣味は「惑星ルビコン3でデカールを作ること」になっています。
(書きかけのnoteの下書きが溜まっていく…)
おまけ:地方フルリモ情シスの日常
ここからは生活してみた感想というか、雑多なおまけパートです。
このパート書いてて思ったんですけど、なんか多分おまけが本編になるかも。
慌ただしい日々だよ
勤務先が都内ベンチャーIT企業なので、ビジネスに対するスピード感が非IT事業会社に比べて圧倒的に早いです。
「兵は拙速を聞く」というようなカルチャーの組織に属しているので、「パッと考えてすぐ手をつけてみよう」という感じで、ポンポンと仕事が進みます。
これを書いている時点で3ヶ月くらいそんな環境に身を置いていることになるのですが、何か常に「仕事始めたと思ったらあっという間にお昼だし、お昼休憩あけて仕事してたらもう夕刻」なんですよね。
毎日キングクリムゾン。
お仕事面では充実してるとは思います。
情シスSlack見る暇無いくらいにはね!未読ガンガンたまるよ!!
良いんだか悪いんだか、とは思いますがこれもまた一つの変化なのでしょう。
(最近はちょっと慣れて、覗いたりする余裕が出てきました)
可処分時間はほぼ無いよ
リモートワークで可処分時間が増えるといったな、あれは嘘だ。
いや、人によっては増えるんでしょうけど、私の場合は全然増えないし、むしろ減ってます。
以前どっかの記事でも書いたのですが、通勤時間が減った分は全部家事育児にまるっとシフトしたので、可処分時間と呼べるものは子供が寝たあとのみ発生する状態になってます。
通勤の運転中になんにも考えず好きな音楽聞いたりアニラジ聞いたりコンビニ寄ったりしてたものを可処分時間の一部とするなら、それがまるっと消えたことになります。
ただ、それは私個人どうこうの話であって、家族にしてみればパパが家にいる時間が増えるし、私が朝7時とかに出勤して残された妻がワンオペで送り対応してたころに比べれば、明らかに育児負担が減っているというメリットを生み出してます。
家族トータルで見たときの満足感はプラスになってると思うので、それが最終的に自分にとってのリターン(安定感や安心感)になってるんだと思います。
…それはそれとして、完全自由に単独で行動できる時間とかは、まぁ、ほしいですよね。ハイ。
日常と仕事の切り替えムズいよ
仕事始めた当初はかなり悩んだんですけど、「仕事とプライベートの切り替えスイッチ」どないしよ問題。
当然ながら家で仕事するので、出勤してオフィスで「さあ仕事だ」という感じの気持ちアレを実行するのがなかなか難しいと思います。
最近思うのは「無理に切り替えなくても良いんじゃないかな」という考えです。
かの有名なジョースター卿はこう言いました。
ジョースター卿はそんな事言ってない。
あんまり無理に「切り替え切り替えェ!」ってやろうとしても、どうしても仕事は気になっちゃうものだし、脳内ではふとした瞬間にITツールとか業務プロセス考えちゃうのは昔からだし、寝る前とかお風呂でアイデア思いついちゃうのは人の性だし、そもそもIT関連が趣味の一部だし…。
変に「切り替え」を意識しなくても生活する上で自然と意識をどっちかにゆるっとフォーカスする、くらいが性に合ってると思いました。
ただ、ほっとくとあれもこれも…って無限に気になってしまってズルズルとPCの前で作業しちゃうので、以下の点はなるべく決まった時間にスケジューリングしてます。
家族と過ごす業務外の時間帯はPC落とす
Slackも通知オフ時間に設定する
生活サイクルってだいじなんだなぁ。
知識と技術は地続きだよ
転職前は「今のスキルセットでやっていけるんだろうか」と不安でした。
具体的に言うとですね、
「Winしか使ったこと無いのにMacの運用管理できんのか?」
「M365しか管理してないのに、GWS/Slack環境に適応できんのか?」
みたいな心配ですね。
慣れれば何とかなりました!!
結局は知識も技術も地続きであり、ベースとなる考え方を異なる環境に適用すれば、環境そのものに経験が無くとも何とかなるよ、という感じですね!
それと「情シスとしての経験値そのもの」はわりと普遍というか、他の環境でも活きてくるものだと思います。
(´-`).。oO(採用面接とかだと、経歴と経験まわりを見られるんでこの辺は伝わりにくいんですよね…判断材料も一緒に働かないと分かりにくいし…)
また、それまでの経験がそのまま役に立った部分もあります。
M365の使い方(対外部テナント)
BtoBプラットフォームの使い方
Winマシンのニーズがあった時の選定
情報セキュリティ規程などのセキュリティ基礎知識まわり
どの経験がどこで生きるかなんて、やってみないと分からないものですね。
コミュニティでの活動は地味に効くよ
現職の情シスチームのメンバーは全員情シスSlackに参加しています。
もちろん直属のボスも。
つまりボスに、ミーティングで日常的に目の前で喋ってるおじさんが、美少女アイコンおじさんであると認識されているわけですね。
流石にちょっと恥ずかしいぞ!いいんだけどさ!!
情シスSlackでの活動もある程度認知されているので、参加歴がそれなりにあり、何か色々やってる=そういう事が出来る、情シスまわりの広範な知識がある、という風に認識してもらっています。
自分自身はぜんぜんそういった自信はないのですが、「そういう風に見てもらえる」ことこそが大事なのかなーと。
「情シス業務に知見のある人だ…」と期待もされますし、反面プレッシャーにもなります。
ほどよい感じの(不快ではない)ストレスがかかっている状態なので、なんというか張りがある状態なんだろうな、と思います。
また、情シスSlackで取っていたオンラインコミュニケーションや、アウトプットなどの各種活動も「そういう行動が出来る人」という評価に繋がったりもしました。
この人(このアカウント)はどういう人かな?どういう動きができて、コミュニティにどう貢献してるのかな?っていうものを、企業所属以外の観測地点からも視てもらえる、というのは地味に効いてくるなーと思います。
あとはこれが過大評価とならないよう、ちゃんと実績も残していくのが大事なのかな~と思います。がんばろう。
おわりに
何だか日記のような随筆のような、まとまりの無い文章になっちゃいました。
なんかこう、リアルな声ということでひとつご容赦を…。
たぶんスタートアップ一人目情シスというポジションだったら「一人目情シスがまずやったこと」みたいな素敵記事になったと思うのですが、すでにある程度成熟した環境に、追加メンバーしてフツーにジョインしてフツーにお仕事してるだけなので…こんな感じになりました。
(フツーにメンバーとしてジョインしてやったこと、とか需要あるんすかね?)
とりあえずまだ試用期間が明けたばかりなので、ゆるゆる組織に慣れつつ、ゴリゴリ効率化を進めていこうと思います。
そう、まだ転職して3か月くらいしか経ってないんですよね。
自分でも驚くほど慣れちゃったし、ボスからも1on1で「そういや鬼無里さんまだ試用期間だったわ…」って言われるくらい馴染んじゃってました。
この調子で、これからも地方在住フルリモ情シスとしてがんばるぞい!
最後に私のAC6の乗機を貼っておこうと思います。
対戦よろしくお願いします。
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