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好きに生きよ

どなたかのエッセイに、銭湯に行くと自分らしく生きるなどと意識しなくても人の裸はどうしようもなく個性的だ。とあった。

時々思い出してくすっと笑う。本当にそうだ。そして、やはり丸裸では生きられないし生きたくないから、個性を隠しちゃうんだよネ、と思う。わたしなんかは、個性を隠してないと生きていけないと思いすぎて苦しくなってる人間だ。もっと人らしく、普通らしく、一般女性らしく、、、

それでも個性的なんだろうな。隠しきれない。

今日はお彼岸のお参りにお寺さんが義実家に来られた。わたしより10ちょっと年上の住職。でも、だから、義両親にしてみれば子どもの年齢なのである。和尚、と言いながら子どものような歳の方の説教にツッコミを入れている。あくまで丁寧に。笑

お経の本を義母はいつも用意してくださる。そこには、いつも読めばコレコレ!!と思う事が書いてある。いつも、忘れてたなぁと思うこと。白隠禅師の言葉である。もちろん、理解しきれてはいないけれど、だいたいは、しあわせであることを自覚しなされ、、とわたしに語りかけてくる。それをありがたいなと思う。

こういうのをありがたがるのも、変わってるんじゃろなぁと思う。寺の娘だというバックボーンもある。どうしようもなく個性的なわたしよ。普通ではない。それでいい。自覚したらいい。できることをすればよし。この世は蓮華國である。

そんなことを思わせてもらえた。しあわせでありました。

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