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しゅみしゅみかつかつ(近況)

・サムネイルは、鴨川で遭遇した謎のげっ歯類(?)。カピバラってこんな感じだったかな。情報求む。

・就活が終わり、やっと日常生活に楽しさが戻ってきた。終わったからこそ愚痴を言わせてもらうが、Webテストの性格診断とかいう文化は気持ち悪すぎるので即刻滅ぼすべき。

・就活の話は面白くないから載せないことにするが、そうするとほかに書く内容が無いので、今回はメンタルの平穏を保つのに貢献してくれたコンテンツをいくつか挙げてみる。

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・三体Ⅱ 黒暗森林(小説)
……『Ⅰ』が100点の面白さだとしたら、この『Ⅱ』は1000点。「面壁計画」という、うまく料理するのが難しすぎる設定を生み出して、完璧に書ききってみせる作者の手腕に脱帽するほかない。序盤で提示される「宇宙社会学」の着地点も納得感がある。今月19日に『Ⅲ』の文庫版が発売されるらしいので、首を長くして待っているところ。

・冬季限定ボンボンショコラ事件(小説)
……米澤穂信の〈小市民〉シリーズ完結編。二人の互恵関係の着地点として、最高のエンディングだと思う。でも彼らの物語がもう見られないのは悲しいので、米澤先生におかれましては今後も短編を書き続けていただきますようお願い申し上げます。

・大逆転裁判1&2 成歩堂龍之介の冒険と覚悟(ゲーム)
……ちょっと異常なレベルで面白い。『逆転裁判123』に勝るとも劣らないクオリティのストーリー。随所に散りばめられたシャーロック・ホームズの小ネタも嬉しい。キャラクターがとても魅力的で、特にホームズ周りのキャラ付けと設定はかなり新鮮かつ巧妙。謎解きゲームとしての難易度は全体としてはやや低めではあるが、要所要所では歯ごたえ十分で楽しめる。

・ルバート(音楽)
……ヨルシカの新譜。これがもう、めちゃくちゃいい。僕がヨルシカの曲でいちばん好きなのは『ブレーメン』なのだが、『ルバート』は一気に2位に食い込んできた。というかこの2曲は明らかに似せて作られているので、何らかの意図があるのかもしれない。

・推し、燃ゆ(小説)
……面白かった、という表現では語弊があるかもしれないので、興味深かったと言っておきたい。「推し」という背骨によってしか立つことができない主人個の切実さと痛ましさを見て、改めて「推す」という行為について考えさせられた。こんな感想文では何も言っていないのに等しいので、もう少し整理して言葉にできたらなと思う。

・深夜のラジオを聴き続けて放送委員になった奴 #25(YouTube)
……YouTubeで投稿されているラジオシリーズ、9か月ぶりの新作。10万回以上再生されているのにリスナーが身近に全然いないので、ここで布教しておく。深夜ラジオのテンション感で架空の中学校の「お昼の放送」を行うという企画で、要するにずっと「ない話」をしているのだが、高精度の学校あるあるが軽妙な語り口で繰り出され続けるのが楽しい。#1は10分程度なので、とにかく騙されたと思って再生してみてほしい。


・雀魂(ゲーム)
……シンプルに麻雀をするゲーム。就活から逃避するために打ち続けていたら、いつのまにか雀豪になってしまった。麻雀の奥の深さがだんだんわかってきて、最近かなりハマっている。

・ワールドトリガー 27 (マンガ)
……ずっと待っていた新刊。二宮、お前……!!!!!という気持ちになる。『ワールドトリガー』は、異世界からやってくる「近界民(ネイバー)」と戦うSFバトルマンガなのだが、なぜか途中からずっと身内で戦闘訓練をしている。そしてそれが半端なく面白い。各キャラクターの強みを生かした集団戦には、バトルマンガというよりはスポ根マンガ的なアツさがある。

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・ちょっと書き過ぎた。挙げたいものはまだまだあるのだが、一旦これくらいにしておくことにする。今後はもう少し映画を観てみたい。『オッペンハイマー』とか、まだ上映中だろうか。

・ここまで読んだ人は、「こいつ、本当に真面目に就活してたのか……?」と思っているかもしれない。その点につきましては、回答を差し控えさせていただきます。