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いちいちおちおち(近況)

・第一志望の企業に落ちた。おそらく。まだお祈りメールは届いていないが、まず間違いなくダメだろう。

・悔しい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!

・正直に言えば、自分の人生の中でも前例がないほどに落ち込んでいる。自分にとって特別な意味を持つ企業だったし、製品や業界への理解度も、社風への適性も、求められる能力も、全て基準を満たしていると自分では考えていた。実際に最終面接までは辿り着いたわけだから、あながち的外れな自己評価というわけでもなかったはずだ。

・しかし、いざ面接を受ける段になると、自分の人間性の浅さがどんどん暴かれていくような感覚があった。世間知らずの頭でっかち、言い訳だけが達者、社会を舐めている、自分の人生に真正面から向き合っていない、etc……。書こうと思えばいくらでも書けるが、このnoteにネガティブな内容を残したくないのでこの程度にしておこう。だいたいのことは朝井リョウが書いていた気もするし。とにかくそういう諸々の要素が露呈した結果の挫折である。

・とはいえ、すぐに人間性を変えられるわけでもないから、過度に悲観的になるべきではない。一つの企業に入れ込み過ぎたのも自分らしくなかったと反省している。第一志望にこだわるあまり他の企業へのエントリー数を稼げておらず、完全に背水の陣状態ではあるが、気楽に構え直して頑張りたい。就活の話は楽しくないのでこれぐらいにしておこう。

・マンガ『宝石の国』が無料公開されていたので読んだ。もともと単行本を購入して読んでいたので、ほとんどは一度読んだことがある内容だったが、読み返すと新たな発見が多くて面白かった。

清く正しい本当が 辺り一面を傷つけ
全く予想外に変貌させるかもしれない
だから冷静に 慎重にな

・このセリフの重み……。意味は読めばわかる。ただいま無料公開中!

・インディーゲーム『未解決事件は終わらせないといけないから』の実況動画を見た。素晴らしくよくできたゲームだった。自分でプレイしなかったのを後悔している。製作者にお金を払いたいので、生活が落ち着いたら購入してプレイしなおすことにしよう。

・とある女性芸人コンビの解散報道や、とある芸人の熱狂的ファンのnoteを受けて、「表現」と「人間」の関係性について考えていた。小説、マンガ、ゲーム、音楽、お笑い、アイドル活動など、あらゆる表現は人間性の発露として生じるものだが、それは人間性の一側面を整形してコンテンツ化したものに過ぎない。そのコンテンツに対して消費者が抱くあらゆる感情(プラスもマイナスも両方だ)は、決して人間に向けられるべきではない。

・しかし、こと芸能という分野においては、「表現」と「人間」の区別が不明瞭にならざるを得ない。自分が「表現」を愛している(/憎んでいる)のか、それとも「人間」を愛している(/憎んでいる)のかを、自分で冷静に理解するのは不可能だろう。クリエイター(芸能人をこう表現するのは一般的ではないかもしれないがあえてこう言いたい)側も、感情の向く先が自分の「表現」なのか、自分そのものなのか、わかるはずがない。そこに「推し活」の怖ろしさがあると思う。

・実は僕は「推す」という感覚を全く理解できていないので、もしかしたら的外れなことを言っているかも。許してね。

・そういえば『推し、燃ゆ』をずっと積読している。読みたい本、読みたいマンガ、観たい映画、プレイしたいゲーム、聴きたい音楽がどんどん増えているのだが、メモをとっていないのでどんどん忘れていってしまう。記録しておかねば……。

・今日はここまで。ちなみにこの記事のサムネイルは、カバルドンみたいな遊具でした。