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古典ハリウッド映画

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2023年5月の記事一覧

『暁の死線/タイムリミット25時』

監督:ハロルド・クルアーマン

流石に緊張感なさすぎるし会話も洒落てないので別に面白くない。ただ、スーザン・ヘイワードに黒いドレス着せたのは本当にわかっている。発話といい好きな女優だし、『不屈の男たち』でのあの黒ドレスが素晴らしすぎたので。彼女が事件現場から帰ろうとしたとき、子犬と警察署がモンタージュされて、彼女の決断に繋がるのがスマートで好きだった。最後のどんでん返しは知るか、って感じだった。

『私の名前はジュリア・ロス』

監督:ジョセフ・H・ルイス

序盤の「ここは片付けましょう」が怖いし、ちゃんと母息子にムカつく描写がされてるのが良い。それでいて屋敷のギミックはツッコミどころも多く、「毒薬」と堂々と書かれている毒薬に笑った。息子の死に方が良すぎるし、ナイフを使わずに石を使おうとしたことで死に至るのもしっかりしてる感じがする。