ゆり葉

note初心者🔰 動物と植物が大好きなのんびりやです。 本を読むことを趣味にしたく、い…

ゆり葉

note初心者🔰 動物と植物が大好きなのんびりやです。 本を読むことを趣味にしたく、いろいろな本に挑戦中です。とりあえず薄めの本から(; ˙ ꒳ ˙ ;)

最近の記事

異形のものたち

・「面」 ・「森の奥の家」 ・「日影歯科医院」 ・「ゾフィーの手袋」 ・「山荘奇譚」 ・「緋色の窓」 小池真理子の幻想怪奇小説。 実際にありそうなほの怖いおはなし達。寝る前に読んでいるとおかしな夢を見てしまう。美しくじんわりと響く文章にあっという間に読み終えてしまう。 大好きな作家さんになった。

    • まつらひ

      ・「夜明け前」龍神まつり ・「ANNIVERSARY」ほおずき市 ・「柔らかな迷路」白秋祭 ・「水底の華」道祖神祭り ・「約束の神」蘇民祭 ・「分かつまで」相馬野馬追 祭の日に燃え上がる官能のものがたり。 初めて読んだ作家さん。最近、本屋に行くのが好きになった。まだあまり分厚い本は手に取れないけれど裏表紙の説明や表紙の絵を見ては、良さそうと思うと買って読んでみる事にしている。 静かな部屋で読書にふけるのは楽しく心が落ち着くと、この歳で初めて知る。

      • 会いたかった人

        よく行く本屋で平積みになっていた。タイトルからして恋愛物かな?と思い次の本はこれに決めた。 あっという間に引き込まれる、ぞわぞわとした嫌な気持ち。怖い。 実際に身の回りで起こらなそうで、起きそうな、、薄気味悪い人間模様。ゾクゾクとして、ひとつひとつが短編で良かったと思った。 ☆会いたかった人☆結婚式の客☆寄生虫☆木陰の墓☆運の問題☆甘いキスの果て(運の問題、甘いキスの果て、が特に心に残る) 小池真理子さん、知らなかったけど大好きな作家になりました。この人の本を探しにま

        • センセイの鞄

          難しそうな本は私には無理かなぁ…と思いつつぶらぶらと長時間本屋を漂い手にした1冊。川上弘美の名前は学生の頃に知っていたのに、その代表作を読んでいなかったなんて。 裏表紙の内容紹介を読むと私と同世代の女性と歳の離れた「センセイ」との恋愛?小説。とのこと。次の本はこれにしよう。 読み進めていくうちに、やわらかな優しい空気感に包まれふたりの日常がスルスルと頭に入ってくる。若い頃にありがちな熱く激しい熱情はないけれど、やわやわと心の奥を温め、時にチリリと胸を焦がすような大人の恋情

        異形のものたち

          星の王子さま

          こどもの頃、この本を読んで「よく分からない」という感想を持った。 通りがかりの本屋でオススメされているのを見て、大人になった私はもしかしたら違う見方ができるかもしれないと思って購入した。読書を好きになりたいと思うが、最初から長い本に挑戦するのは難しいと思ったのもある。 大人になり、生活に追われ、時間に囚われ、悲しい別れも経験した今の私には心が洗われるような内容だった。 『あんたのバラがあんたにとって大切なものになるのは、そのバラのためにあんたがかけた時間のためだ』『自分

          星の王子さま