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【050】可愛いカブちゃんと行く①【たさか】


おはようございます。

なんか時空歪んでませんか?

一週間の記憶が無いですねぇ……


こんにちは、たさかです。
GWが終わり大学が始まりました!
長いようで短いお休みでした、人によってはバイト尽くしのGWだったり、授業が間に入ったり、帰省した方もいるのではないでしょうか?

せっかくの休暇、どう使うかは自由です。
普段できない(あるいは普段もしているけど)延々とゲームをしたり、
怠惰を極めたり、どこかへ旅行するもよし、積読を消化するもよし、専門の勉強を深めるもよし、とても自由ですね!

今回は、私の可愛い可愛いカブちゃん(スーパーカブ110)とのお出かけについて。

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前々から、カブツーリングの記事を書いてみたかったので、ようやっと。

せっかくのGW、せっかく予定が入っていない、バイトも無い!
これは行かねばと、かねてより訪れてみたかった新潟へ行きました。
初日本海を見に!

前日までに練った杜撰な計画では、

AM8:00に家を出る

お昼には新潟に着く

翡翠園・谷村美術館へ行く

PM1:00には新潟を出発

夜には松本に帰る

というような予定でした。

当日、私は9:00に起床しました。
おや……?おかしいですね?

家を出たのは10:00。

晴れやかでお出かけ日和でしたが、三寒四温の三寒の部分でした。

冷えた風が痛いです。

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(2081㎞からスタート。まだ新車なので!)

そう、この時点で私の杜撰な計画は破綻していました。
とはいえ、一念発起してカブを走らせます。

とっとことっとこ

GWだからか、バイクで走っている人が多かったです!
何気にすれ違う時や追い抜かれる時(カブはゆっくりしか走れないので!)にドキドキしますね 笑

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(これは途中で見つけたトマソンの門)

大町を過ぎ、白馬を過ぎ、
縦溝が入った道路にタイヤをとられて死にそうになりながら山間部を走ります。

この縦溝が入った道路、二輪車で走るととても怖いです。
これなんなん?と調べてみました。

縦溝が入った道路、

グルービングと呼ばれる工法で掘られた「縦型安全溝」というそうです。

縦溝の役割
・スリップ(横すべり)の防止
・走行音の吸収による騒音防止
・排水性の向上(ハイドロプレーニングの防止)
・路面の凍結防止

車にとってはとても有効なのだとか。

ですが、バイクにとっては死活問題です。

縦溝があることによって、なんというか、轍にタイヤを取られるような感覚になります。

接地面が減ることでタイヤのグリップ力が落ちるんだとかなんとか。

まっっっっっっっっじで死ぬ気で走ってました。

心の中の声(安全第一安全第一安全第一安全第一安全第一安全第一)

実際の声「安全第一!!安全第一!!安全第一!!安全第一!!安全第一!!安全第一!!安全第一!!!!」

バイクは事故ったら死ぬ!

声に出すことでより生存度を高めるつってね。

周りの車に心の中で謝りながら、速度を落として走りましょう。

現場猫

ヨシ!

そんなこんなで、新潟糸魚川市に到着。

糸魚川市へはカニ……ではなく、翡翠園・谷村美術館を目当てに訪れました。

翡翠園とは?

糸魚川市は「石の町」とも言われています。


もとは谷村建設が建設した個人宅の庭園だったそうです。

しかし庭園が広すぎて管理が難しくなったということで谷村建設に返ってきた翡翠園を一般に公開しています。

門を入ってすぐのところに、巨大な岩があります。

これは70トンのコバルトヒスイだと、係員の方が教えてくれました。

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コバルトヒスイは、中身が青いためコバルトが名称に入っているのだとか。

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地下にある翡翠を使った彫刻などの展示室では、翡翠について学ぶことができます。

翡翠の特徴は、

・硬い

・光を通す

この二つが大きいそうです。

糸魚川から海に流れる河口付近や海岸では、流されてきた翡翠を拾うこともできるそうですが、この硬いという特徴ゆえ、海岸で拾えるものも比較的角を残しているのだとか。

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(下からライトを当てている翡翠の画像)

また翡翠と言えば緑のイメージがありますが、先ほどのコバルトヒスイ同様、様々な色があるそうです。

翡翠は、地球上で日本が誕生するはるか昔の5億年前の石と言われています。
とても硬くて比重が高く(ものすごく高い圧力で圧縮された石)半透明で光を当てると光り輝きます。
ヒスイは古代の宝石として珍重され、玉(ぎょく)と呼ばれてきました。
玉(ぎょく)には硬玉(ジェダイト・Jedeite)と軟玉(ネフライト・Nephrite)とがあり、一般的にヒスイはジェイド(Jade)と総称されています。
糸魚川産のヒスイは硬玉(本翡翠)と呼ばれ、ミャンマー産の軟玉(ネフライト)とは全くの別物です。
ミャンマー産のヒスイは産出量も多く、軟らかいので加工もしやすく、一般的に安価です。
糸魚川ヒスイは微細な結晶が絡み合っているため、非常に壊れにくく堅牢な石で、大変加工がしにくいのが特長です。(糸魚川翡翠工房こたきホームページより引用)


糸魚川の翡翠は白っぽい色が特徴です。

翡翠園で見ることができる姫川産翡翠の彫刻は全体的に白っぽいものが多かったです。(姫川(ひめかわ)は、長野県北安曇郡および新潟県糸魚川市を流れ日本海に注ぐ河川。 日本で最初に翡翠が見つかった)


谷村美術館へ。

翡翠園を建設した谷村建設が建てたため谷村の名前が美術館の名称に入っています。

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1983年に開館。日本最高峰の木彫芸術家 澤田政廣氏の仏像「金剛王菩薩」「光明佛身」「彌勒菩薩」等10点を展示した澤田政廣作品展示館です。
設計は、建築界の巨匠 村野藤吾氏最晩年の建築物です。
入口を抜けると、荒涼とした砂漠の中に、シルクロードの遺跡、敦煌の石窟寺を思わせる建物が出現します。(翡翠園、玉翠園・谷村美術館ホームページ施設概要より引用)

中は角ばったところのない半円形の部屋と通路があり、まるで洞窟のような柔らかな雰囲気があります。

自然光と人口照明との関係も、ひとつ見るべきところかもしれません。

あたかも洞窟の外から差し込む光を人工照明で再現しているような。

つるつるとした床に反射した仏像を踏んでしまわないような配慮もあり、自分と、自分を見下ろす仏像を取り巻く空間は随所に優し気な空気を醸し出していました。

館内は写真撮影不可でしたので外観だけ写真で……

ここはぜひ行ってみてほしいです!


さて、谷村美術館を出たのは15時。

日没までの時間とかあんまり気にしていませんでしたが、今から松本に帰るとなるとあの縦溝道路がある山間部を夜走ることになる……?

どうしよう……

次回! たさか死す!デュエルスタンバイ!




2022/05/17 たさか


何気に50回目のnoteです。
思ったより続きますね、せっかくのnoteですから、ここで新しいことをしたいとは思いつつ、忙しくて手が出せないです。忘れた頃にやってくるかも。

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