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家事は無心になれる

さっきまで家事をしていた。
お米をといで、夕飯の下準備をして、洗い物をして。
無心だった。
何も考えてなかった。

何もしていない時というのは大抵手持ち無沙汰で、代わりに頭が超回転する。
憂鬱なことを考えてしまう。
無意識にしているから回避のしようがない。

でも、家事をしている時は本当に何も考えずにいる。
本を読んだり手芸をしたりしている時も他のことを考える時間は少ない。
でもゼロではない。
本を読みながら、手芸をしながら、過去の嫌だったこととかを思い出すこともある。
その点家事は、ぼぼゼロなのだ。
目の前のことに集中していて、過去がどうとか現状がどうとか、何も思い出さない。

だから家事をしている時がある意味一番楽だ。
家事自体は面倒臭いものが多いけど、やり始めてしまえば面倒臭さよりやり遂げようという気持ちが勝つ。
やり遂げれば達成感もある。
何より無心になれるのが本当に楽なのだ。

そうは言っても家事が好きなわけではない。
楽だけど。
家事より楽なものが見つかるといいなあと思う。
夢中になれる何かが。

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