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狂ったネトスト習慣の終わり

昨夜眠れなくて、またネトストをしてしまった。

私のネトスト歴は約15年。
自分でも、怖いと思う。

高校生の時、中学の同級生がどうしてるか気になって始めた。
当時はスマホはなく、ツイッターやインスタも勿論なくて、ガラケーのホームページを見ていた。
仲良しグループでホームページを作り、そこにプロフィールや日記なんかを載せるのが流行っていたのだ。

時は流れ、みんなツイッターやインスタに移行していった。
その間にも私は元同級生たちがどうしているか気になって頻繁にネトストしていた。
ただ見ているだけだからストーカーとまではいかないかもしれないが、過去への執着がすごすぎて気持ち悪いからこれはストーカーと呼んでいいかもしれない。

元同級生たちの近況を見ては落ち込んでいた。
それが私にとっての自傷行為でもあった。
落ち込んでいる時にさらに落ち込むためにあえて見たりしていた。

しかし。
ここ数年はさっぱり私流自傷行為もできなくなってきた。
みんなアカウントを消したり鍵アカウントにしたり更新が止まったりしていて、近況が確認できないのだ。
たぶん鍵アカにしている人は、結婚して子供が生まれて子供の写真を載せるのにさすがに不特定多数に見られたくないと考えてのことだと思う。
とにかく誰の近況も見ることができず、私は途方に暮れている。

過去に執着して今でもネトストしようとしているのは私だけだろう。
落ち込んだ時はネトストしてどん底まで落ちるのが流れだったのに、それができなくなって戸惑っている。
なんて気持ち悪いんだろう。
でも、15年前からの習慣だったのだ。
それがなくなった今、どうやって自傷しようかと考えてしまう。

自分をどん底へ陥れないと気が済まない。
狂っているが、もうそういうふうになってしまったのだ。

戸惑っている私を残して、元同級生たちはそれぞれの人生に行ってしまった。

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