初めての蚤の市
今日は東京蚤の市へ行った。
蚤の市って一度行ってみたかったのだ。
歳を重ねるごとに、新品もいいけど古いものもいいかもと思えてきたから。
開催地は立川で、都心ではないから行きやすいかなと思った。
都心に出るとなるとハードルが高く感じるけれど、西側なら少し気楽だ。
……と思って行ったのだけど、実際にはたくさんお客さんが来ていた。
会場に入る前の待機列には500人くらいは余裕でいたと思う。
徐々に会場に誘導されていき、いざ中に入っても人気のブースは人だかりができていて何が売っているのかよく見えなかった。
中に入って30分くらい経った頃だろうか。
どこからか雷が鳴り出して、少ししてから土砂降りに。
みんなブースのテントの中に避難していた。
それまで自由に動き回っていた人たちが塊になって動かずにいるのを見るのは、なんだか奇妙で面白かった。
15分くらいで雨は止んだ。
雨が降る前に本2冊とお皿1枚をすでに買っていたけれど、まだまだ会場の半分も回っていなかった。
しかし、なんだか疲れてしまった。
古着や古布のブースは全く回れていないのに。
でも。
主治医に言われたことを思い出した。
無理して活動しすぎるとうつが悪化するから、60%のところで活動をやめてくださいね。
そうだ、これでせっかく来たんだからと全部回ったら家に帰れなくなるくらい疲れてしまうかもしれない。
やめておこう。
ということで、残りのブースは諦めた。
しかしさっき見たブースで気になるものがあった。
あれを買って帰りたい。
気になるブースに戻って買ったのはペンダントライト。
古いガラスなどを使って職人さんが手作りしたリサイクルライト。
とっても可愛くて一目惚れしたのだけど、値札がついていなくて一度はスルーしたのだ。
でもやっぱり気になって、戻って店員さんに値段を聞いた。
なんとか手持ちのお金で買えそうだったから、思い切って購入。
写真を載せたいところだけど、電球付きではなかったからまず電球を買わないと。
ライトを買って、そそくさと出口へ。
とっても疲れたけど、いい買い物ができた気がする。
本当は全部見て回りたかったけど、今の自分の状態でできる範囲のことをしようと思ったからやめた。
いい判断だったと思う。
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