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いつもの日、いつものドトール

家では冷房設定を26度とか27度とかにしている。
そして大体横になっている。
汗をかくようなことをしていないせいか、家でじっとしていると熱が体にこもるような感じがする。
体を冷やさないようにと気を遣った結果、今度は熱っぽくて実際微熱が続くようになった。

家にいると気力が湧かず何もできないし、なんだか体が火照る。
外に出たほうがいいかもしれない。
と思い、片道徒歩15分のいつものドトールに来た。
昼から雨が降り始めたけど、歩けないほどではない。
若干靴下が湿ってしまったが、まあいい。

最近はアイスコーヒーを頼む

片道徒歩15分のドトールによく行き過ぎて、ついに店員さんの一人に覚えられてしまった。
いつもお水をくださいと頼むからか、今日はお水大丈夫ですか?と聞かれた。
なんとなく、居場所になってきたなと感じる。
社会に居場所のない私の、行きつけのお店。

涼しかった頃はいつも大体アメリカンコーヒーMサイズを注文した。
最近はアイスコーヒーを。
このドトールはかなり冷房設定が低めだから、カーディガンと膝にかける用の大判ストールは必須だ。

このお店は駅から離れた郊外にあるせいか、忙しないサラリーマンのような人はあまり来ない。
暇なおじいさん、おじさん、おばさんたちが来る。
一人で来るおじいさんは大抵コーヒーを飲みながら何もせずぼーっとしている。
私と同じく他に行き場がないのかなと想像している。
私は何もせずぼーっとすることができず、こうやってnoteを書いたりゲームをしたり編み物をしたり手帳を書いたり、とにかく色々する。
おじいさんのようにぼーっとできればいいのになと思う。


家ではアイスコーヒーに大量に牛乳を入れて飲んでいるから、ミルク1コ入れただけのアイスコーヒーは苦く感じる。
コーヒーとはこういうものだったな、と変な気付きを得た、今更ながら。

歩いて適度に汗をかき、店内の冷房とアイスコーヒーでさっぱりする。
私のなんてことない日は、案外幸せなのかもしれないな。



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