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第二回コモンチャンピオンシップに向けて

どうもmochiです!4月2日にタイニーフィン杯の大型大会、第二回コモンチャンピオンシップの開催が決定しました!本記事は簡単な基本ルール&環境解説とサンプルリストをご紹介し初参加の方にも気兼ねなく参加していただくことを目的として書かせていただきました!

さっそく確認していきましょう!

1.基本ルール

こちらは以前私が新規参加者の方向けに書いた解説記事でありルール解説に加えて大会運営サイトbattlefyの扱い方に関するリンクや大会専用discordサーバーのリンクも載せてあるので是非ご確認下さい!
ただし変更がある箇所が数点あるので補完する形でその説明をさせていただきたいと思います

禁止カードリストの改訂
前回記事からしばらく経ち、新たに禁止になったカードと禁止から解除されたカードがいくつかありますので明記しておきます

禁止解除…ブーム特戦隊、咆えよドラゴン
禁止追加…再起、樫の召喚
現在の改訂によりウォリアーが強化、プリースト&ドルイドが弱体化された形になります

対戦形式
普段はダブルエリミネーション、一本勝負、2H1Bを採用しているのですがチャンピオンシップは3H1B、シングルエリミネーション形式で行われます

デッキを3つ用意しその内一つをBAN(使用禁止)に指定し、残りの2つのデッキで二本先取する形式を3ヒーロー1バン、3H1Bといいます。マッチ1戦目で勝利したデッキを2戦目以降に使用することはできません

例)ウォリアー、ドルイド、プリーストでデッキ登録、対戦ではウォリアーをBANされた。1戦目はドルイドで勝利したので2戦目はプリーストを使用。勝利すれば二本先取したので勝ち上がり、負けた場合は3戦目もプリーストで対戦

また今回はシングルエリミネーション、すなわち敗者復活戦が無いためマッチで敗北した段階で終了となる点についてもご注意ください!

2.環境解説&サンプルリスト

現在のタイニーフィン環境はあらゆるクラスが戦えるデッキを一つは持っている群雄割拠な状態と言えます。その中でも特に実績のある5つのクラスについてサンプルリストと環境内での立ち位置についてまとめていこうと思います!

No.1 ドルイド
樫の召喚を禁止されたはずのかつての猛者がまさかの復活!?使用デッキはやはりランプドルイド、マナ加速からの重量級カードのラッシュがミッドレンジキラーなのは相変わらずです…!

直近大会で優勝したランプドルイド。マナ渇望ミニオンとしてスプレーマンとの相性も良いシルバームーンの歩哨の採用が特徴的

実は筆者もランプドルイドはまだ戦えると思い型は違えど構築を模索していたので実績をあげた以上チャンピオンシップでは対ドルイドは避けて通れない道となりそうですね…!

対策としてはアグロ系のデッキを用意する他、ミッドレンジでも前に寄せた構築をしたりRNGによる予測不可能な状況を作り出せるデッキを扱うなど構築段階からの選択が問われます!

No.2 プリースト
こちらも再起を再び禁止カードにされたにも関わらず常に一定の存在感を放つクラスです!しかし元々再起は初期の頃に禁止されており、その状況でもプリーストは戦えていたことから元鞘に収まったとも言えます

プリーストは現在3タイプのデッキが存在しますがその中でも古くから実績のあるコントロールプリーストをご紹介いたします!

直近大会で好成績を残したプリースト。あまり採用されることのない密言・死の2枚採用に高い構築センスを感じます

軽量呪文とペン投げ野郎による柔軟な除去能力となりすましを始めとしたリソースカードにより様々な状況に対応可能な完成度の高いコントロールデッキです。最近の仕様変更でデスナイトの死体消費系カードも腐らなくなったので追い風が吹いています

プリーストの除去には範囲を指定するものも含まれているため対戦する際には特に狂気ポーション、光が!灼ける!へのケアを意識して動きましょう!

No.3 ウォリアー
ミッドレンジの王が帰還!ナクスラーマス再訪で追加されたカードがどれも強力無比であり装甲シナジーを意識したカードを多数採用するようになった結果、以前よりももっとアグレッシブな戦術を展開できるようになりました!

装甲シナジーを多く積んだミッドレンジウォリアー。フックフィストの追加でンゾスの一等航海士まで採用され始め以前とは真逆の攻撃的な構築を可能としています

フックフィストも強力ながら条件を達成した際の肉細工師、アギトの廷吏は不利相性を覆すほどのサイズ…!装甲を大量に積める事からアグロ耐性も高く禁止から解除された咆えよドラゴンでリソース戦も可能とオールラウンダーと呼ぶに相応しいデッキです!

ウォリアーは元々ドルイドが苦手だったのですが自身から積極的に攻める手段を得た事でやや相性は改善したかもしれません。裏を返せば防御的なカード、特に横へのミニオン展開を咎めるカードを切っているため横に並べて全体バフをかけるようなタイプのアグロデッキへのガードが下がっているとも言えます

No.4 デスナイト
ハイポテンシャルなクラスカードを多数持つデスナイト、アーキタイプもアグロからコントロールまで幅広くこなせますが今回はその中から筆者が実際に使用したコントロールをご紹介させていただこうと思います!

青緑コントロールデスナイト。クセの少ない優秀な除去とデッキ外リソースが特に強力なクラスなためオニクスの魔術書士も採用

マナ渇望ミニオン2種の採用ですがコントロールで扱うマナ渇望はかなり強力でした。これ以外にも蘇り急襲3/3/3になるカードもいるのでそれを採用してもいいレベルです。ペン投げ野郎も除去の範囲を広げてくれるナイスカード、複数体を巻き込んだり死亡時のボーナスを得られるカードばかりなため必須級だと思います
リソース力を落とした代わりに除去能力と発見のバリューが跳ね上がったコントロールプリースト、という感じですね!

デスナイトは様々なアーキタイプがそれぞれ一定の人気を持っており極端な相性の有利不利が存在しないため扱い易くはありますが、カードプールの狭さから構築段階で取れる選択肢が限られている=メタを読んだ意外性を発揮し難い器用貧乏な面が弱点とも言えます

No.5 ローグ
以前の記事では筆者は弱いと評価していたローグですが素晴らしいデッキビルダー達の手によりなんと直近大会でも優勝をもぎ取るという凄まじいクラスへと変貌しました!そんなローグのデッキは秘策型テンポ!

お馴染みの猛毒フグパンチャーを搭載。匿名の情報提供者はコンボ始動としても優秀

テンポを意識しつつも様々なRNG要素から無限の解答を引き当てられるのが1番の特徴です!雄叫び効果を持つカードも多いので影隠れを上手く扱えるのも強み
ローグが巻き起こした凄まじい試合の数々はタイニーフィン杯のアーカイブからも確認出来るので是非ご覧ください!

ローグの弱点は強みでもあるRNG、ある程度は許容出来るとはいえワイルドフォーマットという広いプールの関係上下振れのリスクが常に存在する点には注意したいところですね!
また序盤のボード圧力が低いためランプドルイドなどの重量級のデッキに時間を与えてしまう展開もあり得るので攻めていくパターンを意識して正確なマリガンを心掛けましょう!

3.終わりに

ここまで読んでいただき誠に有難うございました。本当はメイジやデーモンハンターなどのアグロ系のデッキの紹介もしたかったのですがボリュームが凄まじい事になるため断念…他クラスのデッキもとても強力なため、前回記事に貼った大会主催者様であるポンチキさんのnoteリンクから過去の大会結果記事を是非読んでみてください!

コモン限定構築という事で作成コストも安く済むのでサンプルリストで挑むも良し、貴方なりのカスタマイズを加えても良しと非常に参加しやすいです!記事を読んでいただいた皆さまのチャンピオンシップへのご参加をお待ちしております!!それでは!👋

タイニーフィン杯へようこそ。チャンピオン。

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