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タイニーフィン杯参加のすゝめ

どうもmochiです。年も明け気持ちも新たに始まったコミュニティ大会、本日はその中でもMTGのパウパーフォーマットに由来するタイニーフィン杯と呼ばれるコモン限定構築に関して、参加してみようかなと考えているけれどルールがよく分からない、どんなデッキを使えばいいか分からない方向けにルールやデッキの紹介等々をしていこうかなと思います

もし興味が出た!参加してみたい!と思えていただけたら主催者様であるポンチキさんが運営するタイニーフィン杯discordサーバーに参加していただければ幸いです

こちらは主催者様が告知等を行われているnoteになります。こちらもブックマークしていただくと大会運営がスムーズになりますのでよろしくお願いします

1.基本的なルール

まず大前提としてタイニーフィン杯はワイルドフォーマットで行われており禁止カードを除いた全てのコモンカードを使用する事が可能です
これまで様々な禁止やその解除が行われているため現在の禁止リストのみ画像でご紹介します

壮観ですね

それぞれの禁止理由まで説明すると長くなるので簡潔に述べるとタイニーフィン杯では早期に強固な盤面を作れるカード、自身に戦闘能力がある発見持ち、マナチートが可能なカードのいずれか或いはそれらの複合した特徴を持つカードは禁止指定されやすいです
とりかへばやは元々ワイルドで禁止指定されてるのでデッキに入れる事すら不可能ですが…

ちなみにですが無料カードは"使用不可能"です。以前は使えたんですが使用率の低さやデッキ登録の際のミスを減らすためにそうなりました。無料カードでもコモンカードとして現在登録されている物はOKです

例として繁茂は無料カードですが現在コアセットにてコモンとしても登録されているので使用可能

最初にも述べましたが禁止カードを除いた全てのコモンカードが使用可能、という認識で大丈夫です👌

次に対戦方式ですが
ダブルエリミネーション
一本勝負
2H1B

となります
主催者様であるポンチキさんの説明をお借りすると
ダブルエリミネーションとは全出場者が、2度目に負けるまで優勝のチャンスがある敗者復活戦のある試合形式のことです
また、2H1B制度とは、2つのヒーローでエントリーし、対戦時に相手側から1ヒーローをBANする方式となってます

禁止カード含め基本的な対戦ルールは以上となります

2.現在の環境とデッキ紹介

各クラスの環境における強さを個人的な評価からtier表記で書きつつそのクラスの代表的なデッキをコード付きで紹介しようと思います
またtier1、2は各クラス毎に紹介、tier3はまとめて紹介させていただきます。どれも魔素1,000前後で作成出来て強力なリストなのでデッキそのものの強さは保証いたします

ただしtier外となるクラスのみ環境における立ち位置の説明のみでリストの紹介は無しとさせていただきます…データが不足し過ぎなため…

Tier1 ドルイド
ドルイドは現在タイニーフィン環境において圧倒的なデッキパワーを誇るtier1クラスです!
戦法は王道と同じくマナ加速からの大型ミニオン&呪文の連打、圧倒的な盤面制圧力に加えおなじく圧倒的な装甲を得る手段もありアグロデッキにすら勝つ事もあるのですが相応に乗り手の力も試されるのが唯一の欠点か…欠点か?

断末魔ランプドルイド。樫の召喚→略奪者、妖獣の激昂→クリプトキーパーなど挑発に打点を吸われ過ぎて破れるアグロは数知れず…

AAEBAZICAuj8AqzUAw6E5gK/8gL5tQPougOJ4APm4QPU6AOJnwS4oATPrAT/vQTV3QSs7QS2mAUA

Tier1.5 デスナイト
凱旋から参戦したためカードプールが少ないのもなんのその、質の高いコモンカードの精鋭部隊を率いるデスナイトが高tierでランクイン!
戦法は高火力のダメージ呪文を搭載したバーンアグロ、特に寒風は盤面処理としても優秀で対アグロにも活躍します
tier1.5としたのは紹介するリストがドルイドに若干不利なためですがその他のクラスの追随を許さない程の強力さを持つので是非お試しあれ

筆者自身も直近の大会で好成績を残せたリストです!

AAEBAfHhBAAPkgX09gOvjgTq4wTt4wT14wT+4wSO8QSH9gSI9gSz9wS0gAW1gAWTgQWZgQUA

Tier2 プリースト
感謝しますプリーストがTier2にランクイン!豊富な除去呪文や回復手段に加え元禁止カード、不死のアミュレットの解禁により明確な勝ち筋を得たのが大きいですね!
戦法はそのアミュレットを用いた大型断末魔達の蘇生、酔客による早期の踏み倒しも可能ですが個人的にはドルイドと違い現状結果を残しているリストはややアグロ耐性に難があるか…?と実際に対戦して感じたのがtier2の理由です
しかし強力なクラスには違いないので使うクラスに迷ったら是非使ってみましょう!

断末魔プリースト。回復と除去を兼任したカードを使いアグロをいなしつつ隙を見てデカいミニオンを踏み倒していく豪快かつ繊細なデッキです

AAEBAa0GAA/HF5mpA5O6A6zUA/vfA5vrA4f3A4j3A4yBBISfBIijBPnbBLjcBKztBMvtBAA=

Tier2 ウォリアー
リソース力、盤面制圧力、除去力等々全ての要素がハイポテンシャルにまとまった万能型クラスがランクイン!使用するデッキはその特徴を最大限に活かしたタイニーフィン杯随一の王道型ミッドレンジデッキです!
現在ウォリアーはドルイドに相性が悪く、プリーストも明確なフィニッシャーを得たためやや立場は悪くなったかもしれません。しかしデスナイトを含むその他のデッキを蹴散らすパワーを持つのも確かなので骨太ミッドレンジ好きの方にはたまらないクラスです…!

ミッドレンジウォリアー。攻防一体を可能にするアズシャラの三叉槍、シルバーフューリー等が非常に強力

AAEBAQcElu0Dlu0D9s8Cm4EEDfbCA5X2A5DUBIKoA9mtA9KsBO/OBNXxA8WSBfPOBLGzBJLQA5+fBAA=

ウォリアーは直近で活躍したのが少し前で、リストに禁止カードであるネルビアンの大臣が入っていたため私のオリジナルリストの掲載となります!すみません!

Tier2 デーモンハンター
アグロとしてデスナイトに匹敵する力を持つデーモンハンターがtier2!戦法は王道でも一度は回した方がいるはず…グレイヴルーペ&盲目の治安判事によって絶え間ない攻めを展開し続ける超軽量型アグロ…!
一度回り始めたら手が付けられない獰猛さを持ちますが手札を空にしなければドローが上手くできない点、ドローしても手札のカードの噛み合わせが悪いと急停止してしまう手札の要求値がややネックか

こちらも筆者が直近の大会で使用したアグロDH。獰猛なアウトサイダーがtierをワンランク上に押し上げるほどの超強力な新入りカード

AAEBAea5AwAP1AXevgPyyQPczAPC8QOJ9wP1+AOEjQTJnwSzoATAygSr4gTG4gS97QSIkgUA

Tier3 メイジ&ハンター&パラディン
Wアグロ&ウォリアーと同じくミッドレンジデッキを操るパラディンがtier3です!
tier3とは書いていますがデッキの強さはtier2と大きな開きはなく、クラスの人気や環境、その時々の浮き沈みに左右される立ち位置なので決して弱い訳ではありません!
その証拠にメイジは最近の大会でなんと優勝したクラスでありパラディンも大型大会で好成績を収め、ハンターは常に一定数存在する新規参入された方から熟練者まで愛用する良きアグロとして、それぞれが良い活躍をしたクラスでもあります

メイジ
デスナイトと同じくバーン型アグロが最新の戦法で発見カードの機嫌次第ではどのような戦い方にも対応できるトリッキーな面を持ち、それ故にやや不安定な側面もあると技量を試されるデッキでもあります

ハンター
ハンターは非常にシンプルなアグロで、後攻2ターン目クズ拾いの工夫→コイン→4/4ヴォルパーティンガーを返せるクラスは存在しないと、古くからタイニーフィンの悪夢と恐れられているほどです

パラディン
ヒカリエイのコスト軽減能力を活かし、殆どをクラスカードに染めたデッキリストが特徴的です。リソース力や除去能力ではウォリアーに一歩先を行かれているのとミッドレンジがドルイド相手には厳しい環境なので今後の新デッキの開発が待たれます…!

直近大会で優勝したバーンメイジ。イセリアルは呪文ダメージシナジーや除去にもなるナイスカード。氷の接触の吸魂を活かした持続的なダメージも強力

AAEBAf0EAoXNA4KiBQ7gvgOk0QPNzgOrmAWfkgT3uAPcuQSKjQTQ7AOCkwWhkgTKkwX8ngTBmAMA

禁止カードから解除された指紋鑑識官を採用したアグロハンター。直近大会で3位を勝ち取った強力かつ扱いやすいリストです

AAEBAR8AD6K5A/+6A96+A9zMA6LOA7nSA8rjA9vtA/T2A/f4A/aPBLugBL+sBL/TBKjvBAA=

唯一の中立であるカニライダーは攻防に優れており、不滅の守護者像から変妖体のメリーゴーランドグリフォンを召喚するのも強力

AAEBAZ8FAuoPnZ8EDszrA8mgBPneA9rZBPSkBPD2A5GkBYDiBPfQAqSTBY3hA/DxBOLTBJHkAwA=

パラディンも私のオリジナルリストとなります。こちらは過去行われたタイニーフィンの大型大会で結果を残したリストをベースに、新規カードを入れつつ改良を施してあるのでミッドレンジパラディンがやりたい!という方は是非ご参考にしていただければと思います!

Tier外 シャーマン・ローグ・ウォーロック
残念ながらtier外に3クラスがランクインしてしまいました…
シャーマン
かなり前にコントロール型が入賞したりもしましたが環境の変化に適応できるリストが未だ開発されていない状況です。アグロデッキを強化するカードは貰っているので可能性はまだあると思います

ローグ
禁止解除で優秀なカードは帰ってきましたがアグロvsコントロールの二極化をしつつある現環境の板挟みになっている面があります。カードそのものは悪くないので、こちらはリストの開発よりも他のクラス・デッキの隆盛に左右されるタイプですね

ウォーロック
他2クラスよりも更に厳しい立場なのがウォーロックです…カード単体で強力なモノが少なく、シナジーを意識すればするほど発揮出来ない際の脆さやそもそもの安定性に無理が出てきます
それを裏付けるかのように殆どの大会で使用率は0%なのでtier外の中でも私が最もおすすめしないクラスです

以上でクラス&デッキ紹介となります
ローグの項でも書きましたが現在のタイニーフィン環境はアグロvsコントロールの二極化が進んでおります
強力なフィニッシャーを持つドルイド、プリーストに対し優秀なミニオンとバーンでそれらを使う前に倒すデスナイト、デーモンハンター等のアグロデッキが複数現れました

ミッドレンジは蚊帳の外の様にも思えますがアグロを倒す、という面ではウォリアーは強力な選択肢となり得るので結果的に多くのアーキタイプにチャンスはあると思います
御紹介したリストを参考にメタに風穴を開ける最強のデッキを開発しましょう…!

3.大会参加の流れ

最後に大会参加についてアカウント作成から解説してくれているページの紹介と補足説明をしていきます
タイニーフィン杯はbattlefyという大会運営サイトを通して開催されています。battlefyへの登録方法は様々ですが、battlenetアカウントが有れば直ぐに完了します
下記二つのリンクは対戦の流れを含めて解説してくれているので大会参加をされる方はチェックしておく事をお勧めいたします(一つ目はPDFファイルによる説明なのでSafari等のブラウザからURLをコピーペーストして見てください!)

http://bnetcmsus-a.akamaihd.net/cms/gallery/x3/X35K2SWUL8LN1620278612886.pdf

大会の流れについて、上記リンク先とは別にいくつか補足説明をさせていただくと大会連絡(自身の試合の開始時間等)やその更新はサイト側で自動的に行われており、プレイヤーが直接入力するのはチェックイン等の確定ボタン、BANするクラスの選択、試合結果の入力に限られています(つまりとても楽チンということです)

また試合結果の入力に関して、タイニーフィン杯ではスクリーンショットの提出は求められておりませんがもしトラブルが起きた際はdiscordサーバーへ連絡を入れると対応していただけます

4.終わりに

ここまでお付き合いいただき、誠にありがとうございました。今回この様な記事を書いたのもパウパーフォーマットへの愛着があったからですというか元祖であるmtgアリーナはいつパウパーを常設してくれるんだ?
これからナーフやバフ、ミニセットの追加等によってハースストーンのパウパー界は更に混沌を極めていきます…はたしてドルイドを打ち破れるデッキは現れるのか…そしてウォーロックは救われるのか…!しかし最も注目すべきはやはり……


最後まで読んでくれた貴方の参戦だ!!

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