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定時で帰ることができるようになった ~絵日記学を学んで私ができるようになったこと⑨~

より正確に表現するならば〝人より早く帰ることができるようになった〟。

もちろん仕事によって時期によって定時に帰れないことはある。だけど実は大事なのは「定時」という括りではなく、マインドの話。

数年前、今思えばよく乗り切ったなと思うほどの業務量の時期があった。
その時は残業・休日出勤が当たり前だった。まー、大変でしたよね(笑)。
(でも、その仕事だからこそ体験できたこと、頑張ったからこそ得られたこともあったので、今ではすごく大事な経験の1つになっている)

それから業務量が少し落ち着いたり、私の担当していた仕事の一部を他の社員に引き継いでもらったりすることで、この時のような忙しさはそうそうなくなった。

以前の超多忙な時期と比べると「すごく暇」に(感じられるように)なった。
それで定時で帰れるようになった、めでたしめでたしと行きたいところだけれど、事はそう単純ではない。むしろ、自ら複雑にしていく…

明らかに残業する必要性が減った私は、定時で帰れる日も出てきた。

でも、私はなかなか定時で帰れなかった。
帰れるのに、だ。

それが、冒頭に書いたマインドが問題だったということ。

定時で帰れる。〝状況的には〟。
だけど、私自身がGOサインを出せなかった。なぜか?

それは、社内には残って仕事をしているほかの社員よりも早く帰ることに【罪悪感】があったからだ。

もちろん、業務量が以前より減ったといえ、それなりに任されている仕事はあり、日々仕事は新たに発生するから、サボったり楽をしているということは全然ない。それはこなした上での話だから、何ら罪悪感を持つ必要などないのだが。
人より早く帰ることが、人より【苦労】をしていないように感じられたのだ。

当時の私の中には、こんな鉄の方程式があった。
【苦労=努力】【苦労をしない=全力を尽くしていない=価値がない】
(今こうやって文字にすると、おかしすぎる!笑)

その後、少し時間はかかったものの、この思い込みの方程式を書き換えたことで、今では人より早く帰れるようになった。
罪悪感による無駄な残業をしていた時期は、当然のことながら体的にも精神的にも(この状態にモヤモヤしていたので)疲弊し、翌日以降の集中力やモチベーションなどは恐らく下がっていたと思う。なんと非効率なことか…
(たぶん、効率を下げることで仕事が遅れ、残業する理由ができて自分にとってその方が都合が良かったのだ。つくづく残念なヤツ)

今では帰れるときは定時で帰るし、たとえ他の人が残っていても罪悪感が薄れた(まだゼロではないんだよな~(^_^;))

そして、朝型生活への転換もできた!
〝呪いの方程式〟を持っていた時には「したい」と口では言いながらも全然できなかったのに、いともあっさりと(笑)。

そうして、生み出した時間は本を読んだり、志事に取り組んだり、ランニングしたり…。
朝型生活にしたことで疲れをため込み過ぎないし、生活のリズムが規則的になるので、「この時間はこれをやる」と決め実行しやすくなったようにも思う。いいこと尽くめだ。

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今でも日々さまざまな問題(と感じること)にぶつかる。
あるいは、変わりたい、改善したいと思いながらなかなか実現できず、そんな自分にいらだったり落ち込んだりもする。
そういう時、「仕事があるから無理」「時間がないからできない」など環境や状況を理由にしていることが往々にしてあるのだけれど、
ちゃんと自分と向き合ってみると、【問題】を作り出しているのは自分だし、〝変われないと判断している〟自分がいる。
自分が作り上げた呪いのような方程式や思い込みを持っている。

でも、その方程式は書き換えることができる。
そして書き換えるのは、他の誰でもない自分自身。

私が呪いの方程式を見つけ、それを書き換えることができるのは、『大人の絵日記学』で自分の向き合うことができるようになり、その書き換え方も知ることができたから。
書き換えることで、なりたかった自分へ進んでいくことができる。
そういう意味で自分と向き合うことは自己実現への第1歩だと思う。


そうそう、絵日記を書きながら自分の心と向き合うのも、空いた時間の使い方の外せない1つだ。

大人の絵日記学についてはこちら→http://enikki-gaku.com/



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