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009 ボルダリングやってみた

 今池駅から歩いてすぐのところに、ボルダリングができる場所があった。「 そんなに言うほど難しいのかな? 」と思って行った所、返り討ちにあった。難しいというよりも、自分の出来なさに膝から崩れ落ちた。妻がハマり、何か言う度に「 壁でも上りに行かない? 」と誘ってくる。残念ながら僕は、月一くらいの頻度で楽しみたい。

 ボルダリングが出来る場所が、家から徒歩圏内にも、自転車圏内にも思った以上にあった。体幹を鍛えたりとか、楽しく痩せられるなど、気軽さ・楽しさが人気の要因なのだろう。定期的にコース(石?)の配置を変えることで、同じ立地の施設でも違うコースを楽しめる。リピーターを確保できる仕組みでもある。

 不動産の観点で見ると、重要なのは天井高。逆に言えば、天井高が取れる物件であれば、事業としては参入しやすい。ビジターであれば3,000円+靴代、会員であっても会員価格+靴代がかかり、スタッフとしてやることもそこまで多くはなさそうなので、初期費用さえなんとかなれば、回収コストは早そう。もちろん、ある程度の集客ができるのが前提ではあるし、定期的にコースの配置換えをするなど営業ができない期間をどのようにコントロールするかも重要な課題ではある。

 築古物件でも駅から近い物件で、なおかつ天井高が取れる物件であればボルダリングを誘致しても面白いと思う。駅から十数分でもニーズがある模様だまた、近隣のホテルや飲食店などへディスカウントの提携ができたら、更に可能性が高まるだろう。

 オフィスの一角や、大型シェアハウスの一角にもボルダリングができたら、新しいコミュニティが生まれるような・・・そんな可能性を感じた一日だった。