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Alive Painting

とっても面白いものに出会った。

2022.05.15 音描舞 アトリエ第Q藝術にて

こちらでスタッフとしてお手伝い。照明兼アトリエ経営者の早川誠司さんのお気遣いで、通しで観させてもらった。

Dance木村由さん、環境音ノイズ広瀬淳二さん、Alive Painting中山晃子さん。

互いに作用しあい展開されていくあの空間。
もちろん即興。
想像力が掻き立てられてずっとみていられた。

そして、Alive Paintingというものを生で見たのは初めて。
1つの液体をキャンバスに垂らして、また違う色を含んだ液体を垂らして。
キャンバス上で混ざりあうけど混ざりきらない。
しかも液体だから常に流動的。

パフォーマンスでは、キャンバスをスクリーンに映し出しているため大画面でみれる。

木村さんが何かアクションを起こすタイミングで、そのキャンバスに風(?)を送り、キャンバス上も同調し視覚的に変化させる。
後から中山さんが同調してるというより、ほぼ同タイミングで、最初から決め打ちしてたかのように見えた。。。
他にも、広瀬さんが圧縮された空気を勢いよくマイクやゴムに当てている。それによって中山さんのキャンバス上(スクリーン上)の液体が、風のように軽く感じたり、小川を流れるみずみずしいものに感じたり。色によっては血に見えたり。
これってもはや演出家や照明の役割も担っているのでは?とも。

色に対して今まで持っていたイメージが、音やダンサーさんが入るだけでこうも違って見えるのか!と衝撃でした。

私にもAlive Painting出来たりするのかな?とふと妄想したけど、これだけで大分楽しい。

中学生の頃に、美術で2人1組で向かい合ってお互いを描いたのを思い出した。
絵は得意じゃないけど、描いてる時間は好き。
気が弱いから絵の具を沢山使えずに薄い女の子が出来上がっちゃったけど、だいぶ自信作だったなぁ。

今だったら強い赤で描きたいな。

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