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コンセプトのない行動はただ自分を消耗するだけって話


「"私は美人"と思い込む」
27歳の目標はこれだった。


自分は美人だからと思い込み、大切にお手入れしてあげようという意味。しかし面倒くさがりで三日も持たない坊主な私は2週間でこの目標を忘却の彼方へ。

近頃は花粉症のため目が腫れマスクで、薬で朝は起きられずボロボロで過ごしていた。
伸ばしていた髪の毛で遊んでみたくてパーマをかけてみたけれどなんだか見慣れず、鏡に向かって「ブス!!!」と思う日々。


着たい服もない
化粧もしたくない
顔もむくみすぎどうでもいい
食べ物も適当でいいや

という荒んだ日々。
でも毎年こうなことに今更気づいたので、
「春が好きでいつもニコニコの自分」
なんていなかったのだと割り切り、理想と現実のギャップに悩むのはやめた。自分なんてこんなもんだと思うだけで結構楽になった。


そしてこのままではいけない〜日常がおざなりや〜と思う元気が出てきた。私は適当人間な割に、思うようにいかないとすぐ不機嫌になる節があるので、まずは形から整えていこうと思った4月。


堀ママの本を読んでくらしかたや養生のことをおさらいしたり、あきやあさみさんのファッションに関する本を2冊とも読んだり、なんで自分は今調子が悪いんだろう?と身の回りのことを整え直した。

おかげさまでスーパー単純なわたしは、服を断捨離し、ランチにはお財布には痛いけどスタバへゆき読書していたら、お天気が良いのにも助けられ少しずつご機嫌が戻ってきた。


そして昨日、近頃の「ブス!!!」の原因だと確信していたラスボス・パーマ毛をばっさり切った。大切に伸ばしていた髪の毛だけど、流行りの耳上からカールをかけるロングのパーマはアウトだった。パーマのためにカラーを我慢したためプリンになって赤みが出てきたカラーもアウト味を倍増させていた。

まじアウト。覚えておこう。


久しぶりに鏡に映るショートのわたし。
「やっと会えたね」って気分。


イメージで見せた写真。arのHPより



今年の春の不調は、もちろん季節的なものもあるけれど、明確でない理想を追い求めた結果だなと思った。

いつもご機嫌なんて私ってそんなにたいそうな人間だったっけ?
自分の中のコンセプトってなんだっけ?
そもそも自分が好きなものってなんだけっけ?


こちらをいろいろ考え直し髪を切る決意をした。
私は綺麗なお姉さんになりたいけど、カジュアルでヘルシーでパリやロンドンにいそうなお姉さんになりたい。

綺麗なお姉さんという漠然としたものを追い求めて、なんだかよくわからないけど髪を伸ばすとか、綺麗なお姉さんぽいからコーディネートを考えずに服を買うとか、そういうことはやめていこうと思う。綺麗なお姉さんを細分化できて、好きと理想が近寄ったおかげで気持ちが楽になった。


「私は美人」と暗示をかけながら、鏡に映る自分にせめて自分だけは納得したいなと反省した。
今は「自分の顔」ともいえるバッグを30歳までに探すのが目標!自問自答しながら生きていこうと思う。


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