過呼吸を起こして帰った日のこと

今から2年前、職場で過呼吸を起こし涙が止まらなくなって早退したことがあった。

2日間の連休明けに出勤したとき、
「私なんでここにいるんだろう」という気持ちに急になり、トイレで過呼吸を起こして号泣した。
その後、遅刻したフリをして出勤したものの、その日あったはずの研修をスキップしたことが発覚し人事からの確認メールがきた。
正直対象者ではなかったので参加しなくて良い研修だったのだが、「欠席の理由をマネージャー含めて返信してください」というお世話になった人事の方からの文面に責められたような気持ちになり
「私はもう何もできない人間なんだ。3年間働いて積み上げてきたことが何も発揮できないダメ人間」
という気持ちにガーーーっと落ち込み、店長へ報告している最中にまた過呼吸を起こし事務所内を騒然とさせた。

その日は早退し、ターミナル駅まで電車に乗ったものの、号泣してたため乗客たちに申し訳なく、そこから泣きながらタクシーで帰った。

帰って親友や親にとりあえず連絡して、寝ては泣いて寝ては泣いて過ごした。次の日も朝から涙が止まらなかったので1日だけ休ませて、とし欠勤した。

親は「ゆっくり休みな。行けなくてもいいから」って言ってくれたし、親友も「泣きな、寝な」って言ってくれた。
当時の彼氏は「え？何してんの？」みたいな返信が来て、夜になってもそれ以上の電話も連絡もよこさなかった（笑）（笑）

欠勤したその日の夜は、親友が近くの駅まで来てくれて、ファミレスでご飯を食べ公園でアイスを食べ、明日はとりあえず行ってみる！！というパワーをくれて。

その2週間後の帰省の時は親が「で、何も言わないけどあんた大丈夫なの？」って言ってくれたので号泣したらスッキリした。

その直後に会った当時の彼氏は何も言わなかった（笑）自分の誕生日だからって自分のことばかり喋ってうかれてた（笑）（笑）（笑）

なんで急に思い出したかというと、
自分が優しくした分だけ優しくしてくれたり、
自分が辛い時に心配してくれたり、
そういう基本的な愛情のやり取りってまじで大切って感じたからである。

今も連絡を取ってる友だちたちは、私が伝えたつもりの愛情をきちんと受け止めて返してくれる優しい優しい人たち。お返しは何もいらないと言いながら感謝されたり反応がないと悲しくなっちゃう他人に期待しすぎる人間なので、とても安心して愛情を振りまける。愛情振りまきっぱなしだとさすがに疲れるし、意味がないと思ってその人から離れてしまう。


ちゃんと受け止めてくれるならまじ一生大事にするぜ！！！！！ってことです、はい。
見返り（？）のない愛情は振りまかないことに決めました。残業代の出ない仕事をしないのと同じですね。

最近できた彼氏がすこぶる優しいので「めっちゃ優しいじゃん。なんでそんな優しいの？」って聞いたら「（私）が優しくしてくれるからだよ」って言ってた。クゥーーーーーーーーーーってなった。結果それが言いたかった。ありがとうございました。