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米国入国審査でちょっと焦った話

いまだ英語に自信ない私が、久しぶり&出張では初めての米国入国審査で焦ったときの話です。


ロサンゼルスの入国審査は待ち時間が長く、列に並んでいるときに同行者に、米国は学生時代以来で入国審査に緊張している話をしていました。

その方は、渡米理由を聞かれたときBusinessの代わりに「Conferenceへの参加」といっているとのことでした。(INTAという商標関連の国際会議に参加する出張でした。)

米国なので「仕事で来ました」は怪しまれないだろうか・・・と、ちょうど心配していたので「Conferenceは名案!」と思いながら列に並んでいたのでした。


ようやく入国審査官の方が見えてきたころ、なんだか私が並びそうな列、少し他の列より時間が長いんじゃないか・・・なんていう不安がさらにやってきた。

しかも目の前の方のやりとりが、少し聞こえていたところ、

審査官「あなたは、いくらもってきましたか?」
(私『あぁ。そういえば想定問答みたいのであったな。何ドル持ってる?ってことだよね・・・』)

前の方「・・・・・????」

と、始終とても大変そうな前の方がおられて、自分の番になる前からハラハラしていたのでした。


そして、いよいよ私のターンでやっぱり聞かれたのは
審査官「何をしにきたのですか?」

私「Conferenceに参加します」
審査官「なんのConferenceですか?」

私「私は弁理士で、知財関連のConferenceに参加します」
審査官「・・・・・。そのConferenceの招待状を見せて」

・・・!!! なにそれ!
私、怪しまれた!?招待状?何それ!?

(何とか携帯で招待メールを見つけ出して審査官に見せる)

私「これです。商標のConferenceです。」

いや・・・最初の質問から焦ったよぅーーー。
(最初から商標って言っておけばよかったかも・・・。弁理士とか知財とか言っちゃって失敗・・・とほほ。)

その後も、ホテルの名前とか、職場の名前とか、細かく色々聞かれて焦りまくった入国審査でした。

でも、前の方が苦戦していたのを見ていたおかげで、所持金だけはすっと答えらえた・・・。

やっぱり想定問答大事だなぁ。


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