見出し画像

最終週レビュー@知財系 Advent Calendar 2020

知財系 Advent Calendar 2020知財系 もっと Advent Calendar 2020、いよいよ最終週になりました! 今週のレビューです♪

知財女子会オンラインメンバーのレビューは、下記記事からの転載です。

12/20  大樹七海オオキナナミさん & IP RIPさん

知的財産権制度はなんのためにあるのか?をテーマに、インセンティブ論、報酬説、公開代償説、発明奨励説、競業秩序説といった根拠から5つの理論まで盛りだくさんの解説です!

『一つの理論で全てを説明するものではなく、状況に応じて複数の理論から検討するアプローチが良いと考えられます。』とおっしゃられているように、それだけ深いテーマですね。とっても読み応えのある記事です!


『こういったプレッシャーの中の方が力を発揮できることがあります。』
には、私も覚えがあります!多分、私も自分に課したプレッシャーが背中を押してくれたタイプです。
一方で、友達付き合いが悪くなったりして、当時の勉強仲間の●さんとのエピソード(私の冷たいっ態度が如実に現れていた話)は、今でも酒の肴になっています(汗)

12/21 ひろたさん & 竹下敦也 Atsuya TAKESITA さん

ローテク~ミドテクの商品/サービスのブランディング→差別化のヒントとして、五感+感情+フィロソフィーで訴求する手法のご説明から、類型化された意味のイノベーションの具体例をご紹介くださっている記事です。

充実した事例を拝見していると、各企業のブランディングにもつながるヒントが沢山ありそうです! ブランディングに重要な観点も解説下さっています。一体ブランディングって何なんだろう・・・?とふと思ってしまうことがありますが、こういった具体事例を通じて学べることは沢山ありそうです。


グローバル出願率の件、日本特許庁は一時期とても気にされていたと伺っていますが、なぜそんなに気にしていたのか?ということが、今回のご説明からも、すごく良く分かりました。

『2025年の世界では、特許はグローバルな商品となり、活用される金融資産となる。』
『現在の先進国が主導する知財の世界が、新興勢力によってバランスが変わる。』
『消費者・ユーザー主導の世界が築き上げられ、2025年には特許制度はほとんどの技術分野で廃止される。』
『2025年にはITの進化で各国特許庁も技術変化に迅速に対応でき、協調的なイノベーションが進む。』
・・・なかなか刺激的なお話がっ! 2025年はどうなっているのか・・・楽しみですね。

12/22 加島広基さん  &  西脇 怜史さん

請求項1のカテゴリーは、確かに米国の審査をスムーズに進めるために重要だなーと思うことがあるので、そのために戦略的に請求項1を米国出願用に組み替えるのもいいなー、と思いました。

2つ目の分析でもやはり、庁費用は考慮しつつも、じゃあどう多角的に保護していくのか?という手法を知るために参考になります。

緻密な分析・・・凄いー!!


重要ながら「落としどころが決まっていない」というようなケースは陥りやすいので、このように網羅的にチェックできるのは準備側企業としては助けになると思います!

相手側からの反論や攻撃の検討は・・・どこまでできるか、なかなか難しいところはありそうですが・・・でも何もやらないよりは、備えが必要ですねー。

12/23 RISΛさん &  酒井 美里さん

翻訳業界は大きな変化の波の中にいることが、誰にでも分かりやすいですが、確かにRISΛさんがおっしゃるように、それって翻訳業界だけじゃないですよねー。私も企業で5年間働いてみて感じることは、「変化を許容すること」「変化を味方につけること」の大切さかなー、と思います。

私も「勉強を続けている人」でいられるように、精進します!


素敵な写真とともに、これまでのご苦労談と、コロナ前後で変わったことをご紹介くださっています。気分転換し放題・・・写真が素敵すぎてうらやましすぎますー!!

「好きな場所・生活してみたかった場所」で働いてみる 』のは知財業界ならではで、実現しやすい職種が多いかなーと思います。企業知財でも、テレワークで支障が出にくい部類の職種に入っています。今回を機に、より一層、各地で活躍される知財パーソンが増えるかもしれませんね!


12/24  奥村 光平さん & Takaraya_chizaikenさん

教育、採用、効率化・・・地道にコツコツ支える方あっての事務所運営ですね! 知財業界は、どうしても案件から業務内容から多様性に富むが故、(特にIT系以外だと)まだまだ非効率な業務も沢山ありがちなので、奥村さんのように効率化をぐいぐい進める方に、ぜひ先陣切って歩いていただきたいです!!(心からの願い☆彡)

ITリテラシー試験って、受けたことがないので凄く気になりました!(・・・絶対落ちそうだから、受けたいとは決して言わないがw)


空き地だった12/24の枠が気になっていましたが・・・あっという間にご参加されて、素敵な記事をまとめられて凄い!!

上位の企業さんは、けっこうまとまった数を出していらっしゃるんですね。ビックリ! 個人的には意匠の業務経験が少ないのですが、元気な企業をサポートする方々は、専門に囚われず色々とできないとアカンなー、と感じますね!

知財の世界は、やっぱり広いー。


12/25 たま★特許の楽校さん & ヤマダさん

縄張り」をキーワードに、特許のお仕事について図解でいつもながらの明快な解説が繰り広げられている力作です。

僭越ながら、新キャラコンテストの結果、「茂瑚山さん」という名前で、採用していただきましたー✨
いやーーーー、勢いで申し込んでしまいましたが、実際に採用いただけると、改めてめっちゃ嬉しいです♪ たまちゃん、ありがとうございます!!


『「弁理士さんはビジネスが解っていない」とか、「自分の仕事(出願)ばかり売ろうとする」』は、特に意識しないといけないところと感じました。

企業に入って、「知財は何のためにあるんだ?」という問いを当時の上長から何度も教えられたことが、今でも記憶に新しいです! 知財は事業を守るためのもの、何が一番大切なことかを、改めて見つめ直す、よいきっかけになりました!

オンラインや地方への流れ・・・様々な変化がありましたね。あまりに一気の変化で、業務内容の変化が間に合わなかったり、心が変化についていかなかったり、苦しいところも沢山あったのではないでしょうか。

来年は、起こった変化には今年と同様に少しずつ適合しつつ、変化を一人一人の働く我々にとって良い方向に変えていけたらいいな。そんな風に思っています!


知財系 Advent Calendar 2020も、知財系 もっと Advent Calendar 2020も、こんな今年だからこそ! 思いっきり楽しませていただきました♪

皆様、どうぞよい年をお迎えくださいませ!
また次回、知財Advent Calendarを楽しめる機会を楽しみにしています♪





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?