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それぞれに対する思い3について

さて、前回、前々回で、

1.アフリカ大陸の自動小銃流通システム 
  ⇒ 娯楽アイテム流通システム化計画について
2.『国際協力師 原貫太』 さんと言う存在
3.『SKE48 上村亜柚香』 さんと言う存在

のうち、1、2について簡単に書いてきた。
今回は3である。正直、どこから書こうか一番迷った。1日迷った。今も迷ってる。

けど、ここは概要なので、何でここに来て3なのか?1と2との繋がりは何なのか?が恐らく一番伝えなければ行けない事だろう。細かなところは追々書き綴って行けばよい。と言う事でそちらに焦点を絞って書いて行ければ、と思う。

その意味では、やはり、前回からの話の流れで書いていこう。

【ロシアのウクライナ侵攻】
2022年2月ロシアがウクライナを侵攻した。1国の首都を直接攻めようとする戦略。私たちと変わらぬ生活風景が爆音にさらされる事が容易に想像できる状況。いわば、コンゴ紛争とは真逆のシチュエーション。最大級に世界から注目を集めるスタートだ。それこそコロナの話題も吹き飛んだ感があった。

それでもしばらくは、私をとりまく周辺環境も何かが
変わる、と言うわけではない。それは、私の趣味のメインである、アイドル界周辺でも同じであった。
コロナがこの業界に与えた凄まじいインパクトに比べ
ると、正直言えば、『何も変わらない』状態であった。

【SKE48ソロ公演イベント】
その頃、時を前後して、『SKE48』は、メンバー達がコロナに感染、それを元にして、劇場公演は中止。代わりにメンバー人ひとりに自ら4曲のセトリを考えさせて劇場で披露する取組みが始まった。

各々自分の思い出の曲や、これまでに一度はやってみたかった曲等々、様々な趣向を凝らして自分の現在地を色とりどりに披露していった。

【当時の私の状態】
ここで一度当時の私に状況について整理しておきたい。当時の私は、頭の中では、これまでに話して来た自動小銃流通システムを娯楽アイテムシステムに置き換える方法、についてその周辺知識を調べる事をしていた。

例えば、最近アフリカへ進出し、大きな影響力を
持ってきている中国の事や、そこから、資本主義(≒自由民主主義?)、社会主義(権威主義?)と言う括りではなく、1党独裁制度か?多党政党かに分ける方が、まだしも、世界を公平に見る事が出来るのではないか?等々様々な事が気になって、正直肝心のテーマについてそれほど時間をかけている状態ではなくなり、本末転倒状態になっていたかも知れない。

また、ウクライナ侵攻により、何か虚無感、と言うか、コンゴ紛争と言った状況との対比から、
うぁーーーっと集まる注目とメディアの扱い方に、
ウクライナの現地の人たち等のご苦労や身の安全が
脅かされている現状に思いを馳せつつも、どこかしら
冷めた、と言うか、もどかしい気持ちを持ちながら、
悶々と日々を生活していたように思う。

【上村亜柚香のソロ公演】
そんな中、上村亜柚香のソロ公演の日がやってきた。

劇場参加を申し込み、無事当選していたため、とても
胸躍らせながらその日に臨んだ。

席は下手の一番端だったが、それなりに前の方、悪く
ない。

影アナ(開演前にメンバー自らが注意事項を説明する)が始まり、期待に胸弾ませた。一体彼女は、どんな曲を持ってくるんだろう。きっと、カッコいい曲
メインなんだろうな。と、最近の彼女の状況から、
その程度の予想だけ持って臨んだ。

1曲目『世界が泣いているなら』

おーー、やっぱりカッコいい系で来たか、うんうん。
自分の予想が当たり傾向だった事に満足しながら
彼女のパフォーマンスをしばらく楽しんだ。

が、この日の彼女は一味も二味も違った。
熱の入るパフォーマンス。惹き込まれずにはいられな
い。どこかの段階で、『ひょっとして、これはカッコ
いい』だけで選んだのでは無いのであはないか?そん
な事が頭をよぎった。

実はこの曲、タイトルからも分かる通り、世界の悲し
い出来事に、無関心でいる、のではなく、自分も
泣き、寄り添い、よくなる事を願い、祈る曲なのだ。

ひょっとして、あゆかぴょん(彼女の愛称である)
そういう思いを乗せて、、、そう想像し始める
私がいた。もし、本当にそうなのだとしたら、、、

私はそのように想像するだけでもう、涙がこぼれ始めるのを抑える事が出来なくなっていた。

2曲目『誰の事を一番愛してる』
3曲目『UZA』

これらはこれらで、本当にとても素晴らしく、
いくらでも語れることがあるが、今回は本筋と
は無関係なので割愛する。

4曲目『誰かのために』
この曲は、東日本大震災の時に48グループ全体で
立ち上げたプロジェクト『誰かのためにプロジェクト』のテーマソングであり、タイトルそのままに、誰かのために頑張りたい、と、ある種の世界平和の祈りも込めた48グループの中でも大変シンボリックな曲である。

私の体内を電撃が貫いた。かつてこれほどまでに、
涙腺が崩壊したことがあったろうか。。。と言う
位に号泣した。劇場の大音量に助けられた。

私はこの時に確信した。彼女は今の世界情勢に対し、
その小さな身体でひとり、憂い、祈っていると。

彼女は、この曲を、このタイミングで、自分の意志で、『世界が泣いているなら』とセットで、自身の
ソロ公演と言う機会に、持ってきた。

その思いを想像すると私は本当に胸が締め付けられた。

事実、その後のアフタートークでも、照れくさそうに、控えめに、『是非歌詞を見てみてください』とだけ話てくれた。

ちなみにであるが、彼女はただ単に、この情勢に
のっかって、薄っぺらい感覚でこういう話題に
乗るような人では決してない。

常日頃から、ものごとを本当に俯瞰的に核心を突きつつ考える面のある方で、そこが私にとって、唯一無二といっていいくらい応援してやまない側面でもあるのだ。

またそのあたりの様々なエピソードは機会があれば、
どこかで書き綴って行ければなと思う。私自身、それを書けるのはとても楽しみだ。

【ソロ公演を受けて】
終演後、とてつもない深い余韻、様々な思いが
一通り去来した後、

改めて、『世界が泣いているなら』の歌詞を
読み返してみた。その中で、

'どこで誰と握手をすれば 白い鳩がとぶか
賢い人教えてくれ’

と、いうフレーズがあった。

…私は、『世界が泣いてるなら』を
ソロ公演で歌った彼女の気持ちに応えたい。
彼女の『賢い人』になりたい。

そう、思うに至った。

これまで全く別々に、私の中の生活の柱にあった
『世界平和』と『応援活動』が一つになった
瞬間であった。

彼女のこの勇気あるセットリスト選択
(様々な状況から勇気、と表現して間違いない
と断言したい)と、その圧巻のパフォーマンス
が、そんな、私にとって今後の生涯の方向性を
決めてしまうような、そんな奇跡(一つになった)
を作ってくれた。

これまで、歩んでは止まり、止まってはまた
歩みを進めしてきたこれらの取組み。
けど、これからは違う。これらの取組みの
そばには、これからはいつも上村さんがいて
くれる。この活動は、彼女のためでもある。そう、
思える事。これ以上私にとって励みになる
事は無い。

とにかく私は、

★『最強のモチベ』

を手に入れた。これこそが、今回私が伝えた
かった思いの全てである。

(タイトルの写真は、「誰かのために」を歌った時
 のワンシーンです以下再掲)

誰かのために、のワンシーン


ちなみにこのソロ公演の日は4月17日。
くしくも、野口由芽さんと言う方のお誕生日。
チームSにおいて、私がずっと陰ながら
応援していた方で、もしこの方が卒業(2017年)
していなかったら、恐らくまだ私は上村亜柚香
さんを今のような形で応援している事は
なかったであろう人だ。

こんなところにも不思議な縁を感じて、
忘れる事の出来ない日となった。

彼女もまた、数奇な運命の人だ。どこかの機会で
書いてみたいと感じる3人のうちの一人(もう一
人は須田亜香里さん)である。が、まずは今回の
テーマをひと通り書き切ることに、注力したい。

P.S. 私はこのソロ公演はSKEのみならず、
48グループ。いやむしろ、
女性アイドル業界全体にとって、共有化すべき
財産なんじゃないか、と思っている。
それは今回割愛した2,3曲目のパフォーマンス
込みの話でもある。
それ位素晴らしいメッセージ性と、アイドルを
目指すなら、この子のこのパフォーマンスは
ぜひ見ておくべきだ!、と胸を張って言える、
そんな必見の公演だった、と私は思う。

彼女の女性アイドル業界全体への愛情は、
とにかく広く、深い。そんな一面もまた、
女性アイドル全員に、彼女の存在を知ってほしい
な、と思う理由。もし彼女が女性アイドル業界
全体に対する、なにがしかの重要なポストが
与えられると、色々な事が好転するんじゃない
かな、とも感じている(それはS公演における、
メンバーとの間断なきステージ上の小まめな
コミュニケーション、と言った側面からも感じら
れる。

とにかく、彼女の周りは常に、ステージの
楽しさで溢れている。その伝播力は、
並ではない。私はそう、感じている。

手をつなぎながら、声出し可能公演 から 
『手をつなぎながら』の1シーン
現在上村亜柚香さんが、センターをつとめている


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