KALMA～未完成の美学～

ラジオパーソナリティが
音楽を聴きながら文字を打つだけの記事。
どうもこんにちは。
エフエム北海道パーソナリティの森本です。
いつものあなたも
はじめましてのあなたもどうぞよろしく。

音楽は好きですか？
IMAREALという番組でKALMAが登場。
思い返せば高校生の時に出てくれた。
当時は凄く人見知り炸裂？
話すイメージはあまりなかった。

気づけばAIR-G'でレギュラー担当し
全国各地にファンがいて
「北海道のバンド」の1組に。

最新作「NO BORDER」を聞いていく。

１：DEBAYASHI ROCK
そういうことだよね。
ライブの始まりって高まるもんね。
きっとツアーではそういうことだよね。

２：隣
結婚相手の理想はこれ。
好きの感覚よりも
苦手の感覚の方が良い。
絶対にそうが良い。
結婚相談所のエントランスで流すべき。
再確認できる。
嫌いが同じところが好き。

３：ボーダー
タイトルにも入っている核曲？
というかもう３曲目？
はやっ。
うん、そうだよね。
IMAREALも一緒。
イマをリアルに生きろ。
そういうこと。
今日を繰り替えすんじゃなくて
明日を繰り返すってとこが良い。
繰り返すのに変化してる。

４：24/7
YMOK=あれって道民なら分かるよね。
生きるって難しいよね。
インボイス制度が始まるね。
物価高だね。
みんな今ロシアとウクライナ問題どう見てる？
北朝鮮はミサイル打ってくる。
でも明日のために寝る。
明日がくるのがわからないのに生きる。
なんだ、すごく生きることを考えてる。
KALMAに考えさせられている。

５：優しい嘘
IMAREALで初解禁させてもらった。
その時にも話したんだけど
「優しい嘘」って単語が浮かぶのは
そういう嘘をついたかつかれたか。
ゆづき君はどっち？
ねぇ、聞かせてよ。
多分未来の私が生放送で聞いてるはず。
答えは何だった？
私はついたこともつかれたこともある。
でも優しい嘘って本当は優しくない。
バレた途端に重力増す。
諸刃の嘘。

６：ペーパーバック
仮製本って意味なんだって。
ペーパーバックって。
良いね～とってもKALMA。
これぞKALMA。
青色がグラデーションしていく感じ。
でもずっと青いまま。
年齢とか学生とか肩書なんてどうでもいい。
３１歳の私はずっと私のまま。
学生時代のまま。
それの何が悪い？
３０代だから４０代だから
父だから、夫だから、
いろんな理由が増えていく。
だけど。
だけどさ。
って一歩踏み出せるための曲。

７：マイシティ
「『僕』から『僕ら』へと」
ってとこがとっても好きだな。
石狩の風景ってRSRでしか行ったことないけど
どこの街にも住んでいる人はいて
そこで息をしている人が沢山いる。
それを忘れないための歌。
自分の為の歌があなたの為になるの素敵。

８：ポシビリティー
=可能性
最後にそういう意味の歌を歌う。
余白があることの美しさ。
余白バンドって意外といない？
一緒に成長できるバンド
それがfrom北海道「KALMA」
めっちゃ良いじゃん。
素敵じゃん。
未来を感じさせて
自分に期待させてくれる最後でした。

英語の歌詞を英語表記ではなく
カタカナで統一している理由が知りたい。
そういえば歌詞も全部カタカナ表記だな。
意外と気づいていなかった自分がいる。
気になる。
私、気になります！（from氷菓）
これもきっと生放送の私が聞いてくれる。

フルで聞いてこの記事のタイトルをつけた。
KALMAは完成していないところが良い。
完成させないところが良い。
世の中、完成している人の方が圧倒的に少ない。
完成している人に音楽が要らない。
必要な人に必要な音楽が届く。
KALMAが届くと思っている。