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【仮想通貨】最近の状況と今後の予想

こんにちは。島根のもっちゃんです。

今日は私が調べた最近の仮想通貨関連情報についてと、今後の展望について書いていきたいと思います。最近は動きが大きいので、実際にトレードされている方はご存じのことが多いと思いますが、これから入ってみようか悩み中の方、経済関連のニュースをあまり見ていない方には参考になるかと思います。

仮想通貨市場全面安

先週のトピックスというと、なんといっても中国恒大集団(エバーグランデ)の債務不履行(デフォルト)危機による懸念がありました。負債総額は約33兆円にも上るといわれており、この返済が本当に可能なのか、中国政府としての財政措置はあるのかという点について、まずは社債利払いの期限である23日(次は29日)までの動向が注目されていました。

これにより20日の仮想通貨市場は全面安となっています。

ただ、22日のところで人民元建て債の利払いが実施される方針となったことが報道されると、相場は切り返して上昇傾向に。

また、現地時間22日、FOMC(連邦公開市場委員会というアメリカの金融政策を決める会合)にて量的緩和縮小(テーパリング)時期が年内に明言されたことにより、先行きの不透明感払拭が好感されたことも相まっての上昇にも思います。このFOMCの辺りは難しい話ですが、要は実施時期未定であった金融政策が一旦年内開始となる方向でほぼほぼ決まったという感じです。

これにより、再び上昇トレンドになると思われましたが、24日、中国国内で仮想通貨取引が全面禁止とすることが中国人民銀行から通知され、またも仮想通貨が全面安になる事態となりました。

テクニカル的にはボリンジャーバンド(下記図青い線)の下値にタッチした形となり、反発上昇の動きがみられます。一目均衡表の雲(緑と赤の線)を上に突き抜け、短期的な下降トレンドを持ち直したようにも見えますが、明日以降の動向にも注目です。

今後の予想

中国恒大集団のデフォルト不安については、ドル建て社債については未払いのままとなっているなど、以前として不安が継続している状況から、当面は激しく動くことが懸念されます。資金に余裕がある人は買い場になる可能性がありますので、市場の動向を要チェックしてもらえればと思います。

これから仮想通貨を始めてみようという人にとっては、まずは中国恒大のデフォルト危機が落ち着くまでは静観したほうがいいのではないかなと思います。

いずれにしても、長期的には上昇傾向にあることは変わりありません。ただ、短期的には下落リスクがある状況ですので、皆さんご注意ください。

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