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【福岡市主催Global challenge STARTUP FUKUOKA!】 Looking towards the Future!! 未来に向かって。

この数ヶ月、頭がちぎれるくらいにプロダクトに向き合ってきました。

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(私の隣にいるのは役員の中村です♪彼女は広告会社出身で産婦人科にも勤務経験もある異色のキャリアの持ち主^^)

私たちのプロダクトの裏には不妊症認定看護師さん、助産師さん、公認心理師さん、カウンセリング学会の不妊カウンセラーさん、NPO法人Fineの認定カウンセラー資格持ってる人(私)などがいます。

それぞれの視点からの不妊に関する課題を掘り下げるほどに、不妊の問題って、ものすごーーっく難しい!!
painが多岐に渡る上に、「これがこうなる」というビフォアーアフターの明確な言葉が当てはまらないからです。

この領域に関しては、ダイエットアプリのコーチングのように「なりたい自分になりましょう」というようなことも当てはまりません。

そうなれない目の前の人に寄り添いながらも、現在のステージだけでなく、将来的なステージも想起させながらアドバイスしていくことが必要なのです。

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不妊という経験をして妊娠した多くの方は、妊娠をしても現実を喜べるまで時間を要します。実際に、私もそうでした。
喜びと同時に、これまでの経験からの不安が新たに沸き起こります。
それまでの傷付いてきた経験があるので、内罰的になり、喜びの感情を抑制してしまう傾向にあります。

やっと授かった大切なお腹の中の赤ちゃんを思うが故に、日常生活において安静を選択する方が多く、必然的に運動不足になる方も多いことで、産前産後のトラブルに繋がりやすい傾向もあると言われています。

ただ絶対的に分かっていることは、不妊は一番分かりやすい困りごとですが、そこには様々な状態が連鎖しており、妊娠前、妊娠、出産、流産など様々な状態が連鎖しているにも関わらず継続的なケアを提供する仕組みが世の中にないことは課題だと感じています。

▼不妊治療は万能ではない

現代では多くの人が、なかなか妊娠しないと不妊治療施設の門を叩きます。
しかしながら、治療を受けても出産できる人は10%と事実上データがあり、全員が全員授かるわけではありません。不妊治療は万能では決してないのです。

良質な卵子と精子が出会って初めて受精につながるわけですから、それらを精造したり発育させたりする土台づくりも重要で、夫婦の生活習慣、コミュニケーションなどを見直すことも大切なことです。
自分たちもそうだったように、どうしてもそこをすっ飛ばしてしまい、排卵日まで意識が集中して、その大切な部分が忘れられがちです。。

また、治療を受ける時には様々な苦痛も伴うため、メンタルのケアがとても大切になってきます。

めでたく妊娠しても、多くの場合、妊娠出産管理をする施設は別であることが多いため、その連携の仕組みがなく、ケアが継続できずに孤立してしまいがちであるという課題もあります。
もちろん、治療を受けたことを知られたくないという思いから連携を望まない人もいます。

▼不妊における背景

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引用元:浅田レディースクリニック「体外受精実施数」資料より抜粋

不妊における背景として、女性の社会進出、晩産化、(晩婚化)、男性不妊の増加・若年層への性教育が生理と避妊しかないため生殖に対する知識がなくライフプランニングに妊娠出産が入っていないこと・男女共に生活習慣の乱れ・若年層の性感染症の増加、性のことをタブー視しがち (日本特有)であることなど、課題が複雑です。

そのようなことから、私たちは“妊娠前の人には必要な知識や医療の手前のセルフケア”を、今まさに不妊の課題に直面している人には“メンタルのケア、夫婦のパートナーシップや専門家からのパーソナライズされたケア”を継続的に届ける必要があると考えています。

また、どんなに頑張っても、子供を出産することは諦めざるえない方もいらっしゃいます。その方達には養子縁組や社会的擁護が必要な子供達の仕組みの情報提供も必要です。
高齢である場合は早い段階で選択肢の一つとして知っておくことも必要です。


▼日本の性教育

若年層には生理と避妊の教育をするのが今の日本です。子供の頃、男女に分かれて生理について学びませんでしたか?
あのスタイルは時代が変わった現在でも今なお同じです。

不妊で悩む人を将来的になくしたいと考えると、若年層から生殖の正しい知識を知っておく必要があり、その知識によりライフプラン・キャリアプランを描いてもらうことが必要です。

しかしながら、一方で若年層に対し“不妊”を啓発することは、「すぐ出来るものではないのだという誤解を生む可能性がある」という古い体質の方々の考えも理解できなくもありません。古い既成概念をとりさらうことは容易ではありません。。

しかしながら、現実にWHOは若年層からの教育の必要性を提唱ており、福岡市でもプレコンセプションケアとして、若年層への知識提供を啓蒙しています。
女性の特有の身体的な違いを知ることで、社会活動をしながら、自分らしいライフスタイルを創作していける世の中をつくること。

男女が自分の身体、また女性の身体について学び、自分の女性としての健康に気を配り、ライフプランを設定し男性側もこれを知っておく必要がある。これからの時代に必要なことだと思っています。

私たちも子を持つ親として、自分ごととし、強くその必要性を感じています。

性感染症の予防が将来的な不妊予防にも繋がる
ため、やはり教育の現場には、若年層の理解度に合わせ、性感染症予防(=将来的な不妊の予防)を始め、将来的なことを想起させライフプランニングの啓発をしていく必要があるでしょう。


▼私がなぜこのプロダクトを開発したのか?

もちろん、自分が悩んだように同じように悩む方々の何か役に立ちたいという強い想いから始めたプロダクトですが、超高齢化社会に突入といわれる今、今の子供たちに少しでも良い未来を残したいということが大きな原動力となっています。少しでもいい形で次世代にバトンタッチしたい。これが私の原動力です。
また、自分がwebの世界に片足を突っ込みながら医療従事者として長年勤務してきた経験も生かしていきたいと思っています。

▼Looking towards the Future 

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不妊・妊娠前から産後までトータルサポートするベビmatch(ベビマッチ)
この難しくとも社会にいや世界に必要なサービスを一緒に作り上げてくださる方!
ぜひご連絡お待ちしております^^

ただ、取材をされたりすることもあると思うので、メディアへの顔出しがOKの方。
不妊の有無は全く関係ないです。なぜなら、多様性を求めているからです。男女も問いません。
女性向けサービスの裏で男性がそれを支えてるって素敵ではないですか?(海外のフェムテックのスタートアップにはその組織図がたくさんあります)

どちらかというと、こういった社会課題の解決に興味があり、なおかつ健康に興味がある方を希望します。

・エンジニア
・UIデザイナー(急募→決まりました)
・webの広告運用経験者(決まりました)
・不妊症認定看護師さん、助産師さん、産婦人科勤務経験のある看護師さん、胚培養士さん、管理栄養士さん、薬剤師さん、医師・その他何でも
・現在ライターの募集は停止しています。


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