見出し画像

【考察】PJCSルール変更について

アローラ!
神奈川県で活動しているバケハです。

前回の記事はこちら

本日の発表でPJCSカードゲーム部門で一部ルール変更がありました。

PJCSはDAY1・DAY2の計2日間で行われますが、主にDAY2に対して大きな変更点がありました。
今回はその変更点に対して様々な切り口から考察を進めていきます。


前段:noteを書く理由について

最近バケハさんめっちゃnote書いてない?

PJCSの練習時間も惜しい中そんな声も聞こえてきそうですが、僕としては意識的に記事執筆に時間を費やしています。
理由は大きく3つあります。

①自身の理解度向上
②周囲への問題提起
③努力の足跡を残す

まず①についてですが、日々JCSに向けて練習に取り組みつつも毎日気づきや課題を抱えながら帰路についています。

練習の中でもやもやしていることを言語化して、それを文字として残す。
他人の記事を読むより自分で推敲しながら手間暇かけて書いた方が自分の実になるので、あえて文字として残しています。作成した記事は定期的に見返すことも可能です。

②も言わずもがなですね。「※あくまで個人の見解です」とならないように自分の意見はどんどん発信して議論に揉んでもらい得だと思っています。
人によって見え方や切り口は違うので、より良い意見があれば参考にしたいと思うし、議論することによって理解度の向上やより高いところまで行けると思っています。

③は打算的なところもあるのですが、PJCSが終わった後みんながやることってとりあえず上位者の入賞レシピとアカウントを覗いてみると思います。
その時にその人がちゃんとポケモンカードに向き合った人だったらちょっとかっこいいじゃないですか。
運要素もあるものの、僕はポケモンカードは努力ゲーだと思っています。
僕は努力の過程を残したいと思うし、その過程を見て本番の自信にしたいと思っています。

長くなりましたがそんな理由です。
①②③まとめると、結論全部自分のためです(笑)
読んでくれてありがとうな!!
そんなこんなで今回の記事も自分のために書こうと思います。

今回の変更点について

変更点をまとめると以下になります。

・関係があるのはDAY2進出者のみ
・TOP16からTOP8がトーナメントに変更
・予選が3試合から4試合に変更
・BO3での勝利数に応じてポイントの付与の方法が変更。2-0勝利で5ポイント、2-1勝利で4ポイント、1-0勝利で3ポイント

ポケカブックさんより引用

BO3がただでさえ複雑なのにポイント制になるの!?というところがびっくりですが、我々は1プレーヤー。公式様が決めたことに対して文句を垂れてもそれを覆すことはできません。
だったら新ルールに対して早く適応するのが吉だと思っています。

考察

ポイント制について

「2-0が5ポイント、1-0が3ポイント」だから「2-0の3勝(5×3)と1-0の5勝(3×5)が同じ15ポイントじゃん!」と考えてしまいますが、僕はそんな複雑でないと思っています。

PJCSについてDAY1が10戦(BO1)DAY2が4戦(BO3)の計14戦あるのですが、通常のCLの場合トップカットに残れるのは12勝2敗ラインになります。
ただこれもトップカットがベスト16の場合であって、今回のJCSはベスト8までしかトップカットに残れないため12勝2敗ラインの中で色を付ける必要があります。
そのためストレートで勝った人は5ポイント、3戦目までもつれた場合は4ポイントと点差を出していますが、結局のところ12勝2敗が必要な事実は変わらないのでそこまで気にしなくていいと思います。
確かにストレートで3回勝てば仮に1敗しても勝ち点15(5P×3勝+0P×1敗=15P)のため11勝3敗の目がないわけではないですが、BO3やる人たちって歴戦の猛者ばかりなので3連続ストレートできることって早々ないんじゃないかなと思います。

上記より「勝ち方」よりも「勝ち数」が大事なことから結論僕はポイント制に対しては重く見ていません。言い換えるとルール変更によるデッキ分布の変化はないということです。
ですがWCSラインのベスト32を目指す場合は話は別です。11勝3敗であればラインに滑り込んでいるかもしれませんが、ポイント数で泣きを見るかもしれないので勝敗登録は1戦1戦確認の上で正しく登録した方がよさそうです。

BO3ルール:公式から記載された※について

WCSルールに準拠されます。本日14時の発表では謎の※がありましたが、夜時点では消えていました。環境変わるレベルの注意書きなので元に戻ってマジでよかった。

見ない方がいいです

LOデッキについて

今回DAY2がポイント制になったため、カビゴンを筆頭とするLOデッキの是非について問われていました。ただ個人的にはDAY2には持ち込み辛いんじゃないかなぁと思います。

理由として、レントラーガチグマなど殴れるアタッカーがいるものの基本的には殴らず、カビゴンで縛ったりイーユイで山を焦がす戦略を取ります。
時間切れになった場合の処理として「サイドが2枚以下ならそのプレイヤーが勝ち、3枚以上なら先に勝利条件を満たしたほうが勝ち」というルールがあるのですが、先に相手をLOするより相手のサイドが2枚以下になるほうがスピードとしては早いんですよね。LOで勝つこともあるのですが、その場合既にサイドを多く切り取られていることが多くて「勝つよりも先に負けている」こともあります。(※これは以前ガチグマコントロールを使っていた時に感じました)
3戦目にもつれ込んだ時は絶望的です。
仮に有利とされるサーナイト相手でも前のゲッコウガをフトゥーで回収されてミラクルフォースで前のカビゴンが倒れれば時間切れサイド1-0でGGのため、勝つときは1-0の3ポイントパターンしかないんじゃないかなぁと思います。

ノリでカビゴンLOのBO3勝敗フローチャートを作ってみました。詳細は割愛しますが、カビゴン側の勝ちプランとして1戦目時間切れLO勝ちくらいしか勝ち筋がないのでBO3向きではないと思っています(DAY1はアリ)。

Appendix:予選通過するために

これだけ考察していてDAY1突破できるんですか?(り〇ね君風)って話ですが、全然DAY1敗退の可能性もあると思っています。
よく使う大会アプリでDAY2進出者の人数を計算してみました。

仮に参加者が2000人だとして、DAY1の10戦のうち10勝0敗が2人、9勝1敗が20人、8勝2敗が89人のため、2000人中110人(上位5.5%)しかDAY2に行くことができません。どんだけ狭き門なのかな???

東大の赤門に入るより難しいかもしれない

記事まとめ

・トップカットを目指すなら12勝2敗できるデッキを持っていくことが大事
・ポイント制によるデッキ分布・環境変化はなし
・カビゴンはBO3向きではない
・DAY2進出者は2000人中110人(上位5.5%)のみ

以上になります。
それではまた次回。ばいばーい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?