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【全文無料】2024JCS環境考察~みんなは何を握る?~

アローラ!
神奈川県で活動しているバケハと申します。

5/3・5/4に行われたCL札幌も終わりましたね!
僕は翌日行われたシティリーグS4に参加しましたが結果は惨敗・・。
残すはJCSのみとなりました。

本記事はJCSの環境に向けた考察記事になります。
カードプールはCL札幌と変わらないものの環境が大きく回り始めています。
DAY2からはBO3ルールも適用されるため、より複雑化していきますが
もし参加した場合、どのデッキを握ればいいか自分の思考整理も含めて筆を進めていきます。


■Tier表について

まずはTier表の整理についてです。
CL札幌以降のTierとして自分は以下のように考えてみました。

【Tier1】
ドラパルト

【Tier2】
ルギア・ミライドン

【Tier3】
リザードン・ギラティナ・ロストバレット・サーナイト

【Tier4】
未来バレット・黒古代・タケルライコ・カビゴンLO

(従来とは異なりますが)今回のTierの定義として、使用者割合(シェア数)で定義してみました。
Tier上位ほど使用者数が多く、同シェアの中でも左に位置する方が使用者数が多いイメージです。
Tier1は15%以上、Tier2は10-15%、Tier3は10%前後、Tier4は10%以下といった具合です。

特筆すべき点として、CL札幌の結果からミライドンの増加とそれに伴うメタゲームが予想されます。
新弾発売当初はレガシーエネの登場からルギアの台頭が予想されましたが
蓋を開けると大ドラパルト時代、前環境で猛威を振るっていたリザードンが全く見なくなりました。

しかしミライドンの台頭によってリザードンの再来も十分予想しえます。Tier表ということでランク付けしてはいますが、1強デッキがあるわけでなく分布としては平坦なものと予想しています。

■参加者層について

大事なポイントになるので強調しておきます。
今年のJCSは①シティリーグ優勝者②CSP上位者③各CLのベスト32に参加優先権が配られます。
昨年までは抽選参加枠もあったかと思いますが、今年のJCSは定員が上記①②③で埋まることから抽選参加のライト層はほとんどいないと思われます。

ここで何が言いたいかと言うと(1)対戦相手は過去に連勝に連勝を重ねた練度の高い猛者であること
(2)CL・シティ初戦で当たるようなライトなデッキにはほとんど当たらない(Tier上位のデッキだけに着目すればよい)という2点になります。

■上記から考える自分のデッキ選択①


ここでより高い勝率を誇るために自分が選択するデッキについて考えていきます。

(1)環境の中心にいるデッキを選択する
(2)長年使った練度に自信のあるデッキを選択する
(3)環境メタを張ったデッキを使う。
(4)環境外のウルトラCデッキを作る。

大きく分けるとこの4択になると思います。
ただ個人的に(3)と(4)は無しです。

まず(4)のウルトラCのデッキを作るにしては残り1か月間という期間は短すぎます。
カードリストを眺めて情報が少ない中デッキを作る暇があるなら、対面練習や既存の構築を煮詰める方が大事だと思います。

(3)のメタを張ったデッキも無しです。
理由として、参加層が猛者しかいないことから仮にメタを張っていても相性差を覆されてしまう可能性が高いためです。

例えばリザードンをメタってマスカーニャを使ったとしても、かがやくリザードンでマスカーニャを突破されたり、
後1でごっつあんプリファイを決めても、エネが3つ付いたガチグマが飛び出してきて、ヘビーバトンがないことから後ろも育たずナンジャモからずるずる負けてしまうことが想定できるためです。
(CL札幌でもおまつりおんどVSリザードンでリザ側がスタジアムを割りながらカウキャバチンキーで切り返している場面が映っていました)

(3)(4)のようなメタデッキは環境トップと比べて構築上安定感に不安があると思っています。
自分の事故で負けることも含めて考えると選択肢に入らないかなと思いました。

そのため、自分が取る選択肢は(1)(2)になります。

■Tier表の各デッキについて

ここでTier表の各デッキについてそれぞれ考察を進めていきます。
(あくまで自分視点なのであしからず・・・)
独断と偏見でスペックにレーダーチャートをつけてみました!
まずはTier1のドラパルトからです。

ドラパルトex

ドラパルトex

発売当初はワタルからじっくり育成する型が多かったですが
現在のゲームスピードの速さから先2ファントムダイブ構築に寄りつつあります。

ネイティオ・ピジョット・ロストなど相方は色々ありますが
個人的に飴3のネイティオ2(+ピジョット1)の型が強いんじゃないかなーと思ってます。

環境の中で立ち位置がよく、ポフィン・ロトム・偵察指令から序中盤の安定感が高いこと、エーススペックの匿名性が高いのがいいと思っています。
また発売当初ということもあって研究途中なことから強い構築を持ち込めれば優勝はぐっと近づきそうです。

ルギアVstar

ルギアVstar

理論上最強なデッキですが、使用者の割になかなか勝ち越しができていない印象です。
(シティリーグS4はこれで出て惨敗しました)

①序盤にルギア+チラーミィが置けない(or出したチラーミィが枯らされる)
②アーケオスを手札からトラッシュできずアッセンブルできない

①②のどちらとも達成できないとずるずる負けてしまう印象です。
序中盤つまづかなければ勝てるかと言うとそんなこともなく、
シンオウ神殿がどのデッキにも積まれていることから明らかなメタ対象としてマークされています。

もし握る場合はDAY2のBO3を考えるとゼイユ多投構築もアリだと思います。

ミライドンex

ミライドンex

札幌で有名強者がチーム単位で握っていた&優勝したことから日の目を浴びたデッキです。
ナンジャモ不採用で博士ペパーで回す構築が主流っぽい?

序盤からテツノカイナを押し付けられればずるずる勝ちを拾えますが
返しのナンジャモからずるずる負けうる可能性もあるデッキです。

リザードンex

リザードンex

数を減らしたデッキではありますが、HP70ヒトカゲ、HP60ポッポを採用してベラカスとシンオウ神殿を入れればドラパルト・ルギアに抗えると思っています。

ただベラカスを採用して(枠を割いて)までピジョット軸を使いたいかというと疑問が残るので、ドロンチをシステムに添えた「ドラパリザ」が今後のトレンドになるんじゃないかと思っています。

CL愛知では後攻特化型のピィ採用がありましたが、あまりにHPに不安が残るため従来のロトム封印石のパッケージが強いんじゃないかなと思っています。

ロストギラティナ・ロストバレット

ロストギラティナ

ロストバレット

僕自身ロストに詳しくないので言えることは何もないです><

ロストギラティナはリザ環境の時はテツノイサハがいたので、Vstarパワーを森の封印石に使えていましたが、ドラパの台頭によってエースぺはマキシマムベルトが増えそう・・?

ロストバレットはライコウの採用が増えて、トドロクツキの採用が減りつつあるんですかね?
もし自分がロスト使うなら環境TOPのロトムネオラント止めるためにミカルゲ採用したいなーと思います。枠ないですけど(笑)

サーナイトex

現環境のサーナイト詳しくないのでこちらも言えることないです(笑)
ただミライドンの台頭→それに伴うリザの再来によって立ち位置悪くなってるんじゃないかなーって思っています。

後1のごっつあんプリファイがきつく、前環境のブレインウェーブのサーナイトであればリバーサル+エネ3枚で返せるところがフワンテ+お守り+エネ4枚は要求が高いんじゃないかなーと思っています。

マシマシラ+悪エネの採用は面白いですが、ボスでマシマシラを取られながらフワンテにダメカン乗っけられると2枚取り、もしくはバルーンボム使うためのエンブレイスができなくて厳しいんじゃないかなって思います。

■上記から考える自分のデッキ選択②

(1)環境の中心にいるデッキを選択する
(2)長年使った練度に自信のあるデッキを選択する

「結局お前は何使うんじゃい!」という話ですが、自分ならドラパルト(リザ)かルギアのどちらかになると思います。
理由として単純にロストサナの使用歴がなく、歴戦の猛者のミラーに対して練度に自信がないことと、どちらも先2ファントムダイブ、後1ごっつあんプリファイに対してある程度回答札がある点です。

「先2ファントムダイブ」、「後1ごっつあんプリファイ」は今回のJCSのキーワードになると思っていてそれに抗えるようなデッキ選択、細部を調整する予定です。

記事の内容は以上になります。
あくまで自分に向けた内容ですが、ここ違うよーとかあればX(旧Twitter)までご連絡いただけると幸いです。
というか、身内含めてわいわい議論がしたいです(笑)

それではまた次回
ばいばーい。

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