「物語思考」読者グループまとめ08
作家活動にシフトする勇気が出ない問題とリスク管理
けんすう
おー!なるほど、これリスク管理をやる方法は色々ありそうだなーと思いました!
結構「0か100か」で考えてしまうというのが人間あるんですが、グラデーションがあるわけです。
えーと、たとえば、0が作家を完全に諦めてデザイナーで生きていく、100が完全に振り切って作家になる、とした場合に
仕事をやめる、はかなり極端な側ですよね。95-100くらいです。
なので、今が10くらいだとしたら、だんだんあげていくほうがよいかなと。
単純に「デザイナーの仕事をやめないけど、時間を減らして、作家の活動を増やす」というのはありそうです。書かれているように「業務委託に」とかは良い手法だと思いますが、業務委託は40-50くらいですよね。
20くらいのものがないか?で考えて見るといいんじゃないかと思いました。たとえば「残業を一切しない形にする」とか「正社員のままで週4にできないか」とかを交渉するとか・・・。
1日の労働を6時間にして、その代わり給与を80%にしてくれとか・・・。なんかそのあたりで考えてみるといいかもですね!収入があがっていったら率を変えていくとかもありますし、
働く時間だけじゃなくて、他のリスクでカバーするというのもあります。単純に「趣味とかの時間を削りまくる」とかもあります。いざうまくいかなくても、趣味の時間が1年削られてもさほどリスクないですし。。
10年後にInstagramがあるかないか?でいうと、あるとは思うんですが一番メインの場所でなくなっている可能性はあるので、このあたりも分散しておくとかもありそうですしね。
勇気出してやる、という場合は「1年収入が0だとしてもなんとかなる算段がある(いつでも会社に戻れる)」とか、いろいろありそうです。
けんすうさんのキャラ設定と回答スタイルについて
けんすう
たしかにどちらかというと「メタ認知力が高い視点で書くとしたら」みたいな感じでかいていますね!なので、嫌なことを言われてもあまり怒らないというか、いちいち反応しないとか、そういう感じの挙動になります!
けんすう氏が指南するキャリア設計術 キャラと物語を作りプロセスを楽しむ|NIKKEIリスキリング記事
けんすう
NIKKEIリスキリングさんに紹介されてたんですが、なんか「すごい売れているね!」という内容でうれしかったです。
で、それは置いといて、こういう記事ってざくっとまとめてくれるので、本を読んだあととかに読み直すとより深く勉強になったりするのでおすすめっす!「本なんて1%くらいしか覚えていない」くらいの気持ちで取り組めばいいんですが、まとまっている要約とかを見て思い出す、というのを繰り返すと、理解度があがる感じがします
重複質問の心理とけんすうさんの対応について
けんすう
なるほど!わかりやすい!
個人的には「まったく同じ質問ってないよね」というのもあるので、こういう場の質問では気にしなくていいかなーと思いました!
悩み事って「具体例をどれくらい抽象化するか」によって、解決しやすくなったりするじゃないですか。こんなことをいうと怒られるんですが、世の中のだいたいの悩み、ブッダとかがほとんど答えを出しているので、極論「高いレベルで悩みを抽象化していけば、ブッダの教えを勉強するだけで悩みがなくなる」とすらいえます。
ただ、この「抽象化」のレベルが人によって違うわけです。「3段階くらい抽象化をあげれば同じ質問になるかもしれない」とあっても、人によってそれが苦手だったりするのですね。
というので「個別具体の話で悩むケースのほうが多いと思うので、個別具体を見ながら相談に乗ったほうがいいんじゃないか」と思っていますし、「これはこの質問と同じですよ、というのがあれば送っても参考になるかもしれないからそれはやる」なんですが、質問する側としては「同じような質問がないか?」というのを気にしなくてもいい、と思っています!
けんすうさんの有料noteのメリットについて
けんすう
割と「たまに入って全部読んで、解約しちゃう」というやり方をとっている人もいますね!Netflixとかでもそうっすよね。
noteって普通に設定すると「その月に投稿されたものしか読めない」となって、長く入らないと意味がないような感じになるんですが、それやられると嫌なんですよね・・・。読ませろやって思うので。
で、僕的には「たくさん記事が溜まってくれば、すぐには読み切れないから長く入ってもらえるかも」とかになりますし「リアルタイムで読みたいときはお金を払う」になるから、コンテンツをよくしようという方向の努力になりますし、
お客さんは「時間よりもお金が大事だから、980円たまにはらって、全部DLして、あとから読む、みたいな手間をかけよう」とかの選択肢もできていいかなーと思います。
というので、正直「たまに入ってくれて読んでくれるだけでめっちゃありがたい!」ですね!お金に余裕ができて、時間に余裕がなくなると「入ったままにしておいて、毎日メールで来るので読む」みたいな感じになることもあると思いますし、ならなくても読んでくれているだけでありがたいので、どちらでも!
10年後の未来になりたい状態が50個しか出ない
けんすう
50個でればだいたいもう97点くらいです!「もうでねえわ!」となってから、出るのに価値があると思うので、あと5個くらいなんとかだして、55個になったら終わりでもいいかもっすね!
3ヶ月で飽きる問題について
けんすう
これなんか「モチベーションとかやる気をエネルギーにして駆動しているから」起こるような気がしていて・・・。
「こうなりたい(たとえば、稼ぎたい?)」みたいなものがなりたい状態なら、それと相反している(飽きたからやめる、など)気もしますし
もっと上位概念でいうと「こうやったらこうなる、というのを実験して結果を知ることで知的好奇心が満たされるのが楽しいので、もっとそういうのを知りたい」というのであれば、まあそれでもいいんじゃないかなあ、という気がします。
---
その上で、こういう飽きっぽい方は多いんですが、なんか
>「このくらいのコストで、この程度行動すれば〇〇くらいの実績が上がるよね」ってのがわかると満足してしまう自分がいます。
このあたりは結構錯覚だったりすることもあるし、「初期は超カンタンだけど、そっから先は思い通りにいかない」とかはよくあったりします。Twitterも10万フォロワーまではガンガン伸びて「あー、結構簡単だな、このままいくとすぐ30万とか行くな」と思っても、15万くらいで全然違うゲームに変わって、そっから先は違うプレイをしないといけなかったり
年収1000万円まではすぐいって「あー、このままこうやると5000万とかすぐだな」と思っても、2000万円くらいで大きな壁があったりと
意外と「進捗していくと全然違う感じになるよね」というのはよくあったりするんですね。
もっというと、おそらく専門家の方からみたら「3ヶ月くらいで何がわかるねん」と思う気がするんです。
--
で、、これはよくある減少でして「ダニング=クルーガー効果」といったりします。今貼った画像です。
エンジニアがよく「完全に理解した」というのですが、こんな感じでよく使われます。
--
「完全に理解した」
製品を利用をするためのチュートリアルを完了できたという意味。
「なにもわからない」
製品が本質的に抱える問題に直面するほど熟知が進んだという意味。
「チョットデキル」
同じ製品を自分でも1から作れるという意味。または開発者本人。
--
というので、おそらくどんな天才でも「3ヶ月やっただけで、だいたい理解して、その先にどのくらいコストをかければ、このくらいの成果がでる」という学習のイメージを持つのは相当困難なはずです。よほど学習の敷居が低いものでもない限り、あまりないはずです。
というので、「自分はおそらくダニング=クルーガー効果という認知バイアスにひっかかっているんだな」とメタ認知しておくといいのかなあ、と思いました。
ちなみに会社とかでも、1年とかなのに「だいたいわかりました!」といってやめる人とかいるんですが、ぶっちゃけ「1%もわかっていないけど、すごくわかった気になっているんだろうなあ」というのはよくありますね・・・。20年とかやっていることとかでも、日々わからないことが増えるし、このあとどうなるのか、どうコストをかけるとどう成長するのかわからない、というのがあるので、3ヶ月で飽きてしまうのは、おそらく先程の図の「馬鹿の山」にいったときに、満足度が高まってやめちゃっている、という感じがするので、すごくもったいない気がします。
--
で、これは本当に多くの人によくある認知バイアスなので、気にすることは全然なくて、「3ヶ月でゲームクリアした気持ちになるのは、なんか脳のバグなんだな」というので、ちょっと我慢してやり続けるのが最適解かなーと思います!
僕もなんか新しいことって3ヶ月くらいすると「完全に理解した」モードになりますし、そっから1年とか3 年とかやると「ぜんぜんわからない」という状態になりますし、そこからさらに10年くらいやると「チョットワカル」という状態になることが多いです!なので、極めて一般的な、普通の認知バイアスです!
けんすう
そうなんです!でもこれで悩む人も多いので、あまり気にすることはない気がしますね・・・。
すんげー昔の本なので、いまおすすめできるかどうかはわからないんですが、この本とかおもしろかったです。
そうなんです!でもこれで悩む人も多いので、あまり気にすることはない気がしますね・・・。
すんげー昔の本なので、いまおすすめできるかどうかはわからないんですが、この本とかおもしろかったです。
けんすう
おお、まさにそこです!
お知らせ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?