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社会人の時に自発的にしていたこと①「ごみ捨て」

それは、毎朝先輩のデスクのごみ箱を捨てること。朝30分くらい少し早く出社して、同じ課の人のごみ箱を捨てて回る。

「え、そんな意味なさそうなことしてたんですか?」という声が大半な気もしますが、実際にやってみて思ったことは「めちゃくちゃプラスになる!」

具体的に、どういうことか?

ごみ箱って結構その人の性格や特徴が顕著に表れています。

例えば、
①ガムやたばこ、好きなお菓子の種類や銘柄⇒趣味趣向
②企画書の数々⇒企画書の書き方
③ごみの捨て方⇒性格(ぐちゃぐちゃに捨てる?書類とそのほかをセパレート?など)

それから、これを継続すると”変化”を察知することができます。上記①~③の変化(例えば、タバコの銘柄を変えたとか、ガムのメーカーを変えたとか)はもちろんですか、

④鼻かみティッシュが増える⇒体調の変化(風邪気味?花粉症?)

などですね。

これらの発見を、ちょっとした会話の時や飲み会の時に小出しにするだけで、周囲と差別化を図ることができました。

新入社員時代って、仕事においてはぶっちゃけ何の戦力にもなりません・・。特に僕は、初任配属が営業だったので、経験もなければスキルもなく、お荷物状態な日々を過ごしていました。そんなときに、「何か貢献できることや成長するきっかけになりそうなことはないか?」と思い、とりあえず始めて見たこの取り組み。

今思えば、本当にやって良かったです。

お得意先との会食で上司が私の紹介がてらこの話題を差し込んでくれたり、社内の飲み会の時に「あ、銘柄であればわかってますよ!」という感じで即答し、明らかにポジティブなリアクションが得られたり。

差別化を図ることってビジネスにおいて必須事項だけど、それって実はちょっとしたことで会得できるんだなと実感した、というお話。

どうすれば自分というブランドを確立させることができるのか?とても大切なマインドセットだと思います。


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