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破壊と再生 壊れるもの

破壊と再生
先月11月4日には、蠍座新月だった。
破壊と再生、とか言っていた。
一体何が壊されて何が再生されるのだろう。
思い当たることが一つあった。
自分にとっての死別体験を、
なにか世の中の役に立てられないかと
漠然と考えていた。
そのために、さらに一歩踏み出すのかもしれない。
そんな風に考えていた。

しかし、ちがったようだ。
答えは今日わかった。

こどもが、児童館のクリスマス会に手品をやりたいと言っていつまで準備するのかはっきり言わなかったので忘れていた旦那が最近、「いつか話し合いをするらしい」ということを聞いていたようだ。さらに
「明日はオーディション」と今日先生から聞いてきたそうで
旦那が「ごはんを食べたら準備を買いに100均に行く」と言い出して
その時刻18時50分
しかたない、協力するかと
自分の予定をつめながら
夕飯下の子のお風呂頑張った
なかなか帰ってこない帰ってきたと思ったら
「どういう手品かわからなかったから手品グッズ買ってきた」という。
どういうわけか、
上の子なかなか風呂にもこない。
時刻22時すぎ。
なんと、手品グッズ使わず(使いこなせなかったらしい)
当初上の子がやりたいと言っていた、花を出すマジックをさせるという。
道具は旦那が作るらしい。しかし
「アイパットがみあたらない。どういう手品をやるかしらべられない。」

あんた、アイフォンだって自分の持ってんだろうがよ。
なんでか、こういうときばっかマイナスの要素人に押し付ける。最善尽くさないの。

花のマジック、端っこに針金ひっかけるんだよ、と言ってるんだが
見てないから意味がわからない!!といってその先すすまない。
わからないのをわかるにはどうしたらいいのでしょうか?
あなただけ、みていない、ユーチューブの動画をとっとと見るべきでは?
眠い!もう寝たい!!という。
知るかボケ!そんなこと言いながら支離滅裂な準備すんな!
この先は私の怒りモードで
「だいたいあんたはいつもいつも読みがあまいんだよ。あんたがやりたいっていうからこっちが犠牲になってんのにこれで、できない、やらないなんてどの口が言うんだいいかげんにしろや」と口撃。
「あっそ、どうせ俺が悪いんだろ。」悪いと思ってない癖に言ってんじゃねえ

と、中学生並みの。

「造花買ってきてないの?どうすんの?」
「子どもと話し合って、花のマジックは間に合わないからやめるといったから買ってない」
間に合わないと思ったのはあんただろ。
結局今作ってんの何なんだ。
「しかたないだろ」仕方ないを通り越してあんたどうしようもねえよ。(これは言ってない。)
旦那「奥さんどこかに造花隠し持ってないの」
一応見てみるか。
すべてがつっこんである隠し部屋に向かう。
うーむ、めぼしいところには見当たらない。たぶん無理か
あ、すごい、みっけ。
しかもこれ、上の子の、出産祝いのお返し…として準備したけど
渡されなかったやつ。
父の実家に住んでいた伯母に、渡そうと連絡をしたんだけど、
おくとこがない。持ってこなくてよいといわれ。
どうしたものかと処分できずに引っ越し後も一緒に来た。

1万円お支払いしたのでした。結構払ったという感覚です。

それがいま、8年の時をへて、
マジックの材料として生まれ変わろうとしている。

100均が開いていないこの時間、そして明日使うというタイミングで
発掘されたこの出産祝いのお返しの花鉢の先行きは
花鉢から引っこ抜かれて手品仕様に加工される
まさに


破壊と再生

ビンゴ過ぎてしかし個人的すぎて
今日の振り返りとして記録した次第であります。


写真の風景は、震災翌年の実家の畑です。
紫の花が毒々しいような生々しいような
でもとてもきれいで
震災の年に流れ着いて花開いたのでその種を残して
翌年まいたのでした。
紫ほおずきとかいうはず…。
このときもまた、破壊と再生でした。
(実家の再生につきましてはのべ200人のボランティアさんに
入っていただきました。ありがとうございました。)

あさって12月4日は、いて座新月だそうです。
昔は興味がなかった占星術、追っていくと
日常生活に気づきがでて、生活の深まりを感じます。
あさってからの変化も楽しみです。


お読みいただきありがとうございました。