第5回 #レディオイーディ(黎明期)「胎動は己の子宮から」by "わたしと音楽、恋と世界"
ええと。収録のモチーフ(動機)が志磨さんのラジオだったので、タイトルはこうなってしまいましたが、実際わたしがここで話したかったことは、どうも「人と人の距離感てさ、本当に繊細でむつかしいものだよね」ってことだったと思う。だからそういう意味ではわたしが「適切な距離を取りたいと思うのよね」と、志磨さんのことを引き合いには出したけれども、ある意味全ての知人に対して言えるし、そこがわたしにとっては割と、神経を摩耗する、心を砕いてしまうことかもしれないんだ、という話だったんだと思う。ええと。まずレディオ動画貼ります。
はっきり言って、観なくていいと思います。笑。
あまりにノープランやし酒飲んでるし、エイミーワインハウスのほどの潔い壊れかたもない半端さが哀しい......、みたいな感じかな。笑。
まあでも、このレディオは続けていくから数年時が経って、がんこエッセイ(Tokyo発シガ行き⤴︎)のように、いつか突然グレードアップして洗練されたレディオになった時、この、びっくりするほどグダグダな会というのは、ある意味パンクな、笑、話題性のある回になるだろうと思うので、笑、消さずにアーカイヴしておく。
ええと。
ざっとタイムライン。
Time line 0:00〜5:00
雑談。胎動は己の子宮から案件。
Time line 5:00〜7:50
このレディオについてのコンセプトや、わたしの中の10歳がわたしという小説家の相棒である話。
Time line 7:50〜10:23
♩If we hold on togther / part①
Time line 10:23〜17:00
わたしはなぜ志磨さんのラジオを7ヶ月も聴かなかったのか。という話。
これがつまり志磨さん、というより、知人たちとの距離感の話である。
(29:54〜30:55/ あまりのグダグダさにたまりかねて自身で補足収録しました。笑)
たぶんこの頃の自分が抱えていたこと、を、解決するためにわたしはTwitterにプライベートアカウントを作ったのだと思う。そして月モカを再開した。
⤴︎エッセイや読みものがお嫌いではない人はこの「月モカ」を読んでもらえると、きっとわたしがこのレディオでグダグダになりながら説明していた、志磨さんというか人との「適切な距離」それから「メジャーという土俵で生きること」について、少し理解してもらえる、かもしれない。
Time line 17:00〜24:20
メジャーという土俵の話。これはなんていうのかな、メジャーとアングラの間にある、確かな溝について話しています。
わたしはねデビューが2009年で、2009年〜2015年までは大手出版社としか仕事をしなかった。新潮社や幻冬舎、祥伝社や朝日新聞出版、実業之日本社、などです。そして、2016年から数年、インディーズや、大手ではない、いわゆる「顔がない」プロジェクトの仕事を受けた。
で、結果的にそれらがどれも本当に酷かった。まず態度がすごく失礼、次にバカにしてんのかっていうほどギャラが安い、なのにアホかっていうくらいの物量を頼んでくる。もう本当にゲロ吐き散らかしたいくらいそれらの仕事が酷くて、人としての尊厳を踏みにじられてるのに、ギャラが、まじで新潮社とかの20分の1 くらいしかない。ワクワクして楽しい仕事ならお金じゃないけど、テンション激落ちする仕事でお金貰えないってもう、やる意味ないよね。(しかも連載一つ、原因不明のまま止まったし)
それでわたしは自分から直談判した「かぐらむら」とか、お世話になっている本屋さんのエッセイとか以外はもう、今後、大手としか仕事しないって決めたの。格好つけてたり偏見を持ってるんじゃなくて、もう懲りたの。経験から決めたことなのね。
⤴︎なのですが時代は刻々と変わり今「風の時代」これももう化石の考えだなあと思い直している2021年10月。たった半年で人の考えって変わるよね。まあ時代が今特別なのかもしれないけれど。
Time line 24:20〜25:50
♩If we hold on together / part②
Time line 25:50〜26:50
インターバル(補足説明①)
Time line 26:50〜29:54
自分がこの日本でもっとも似ていると思う2人ー江國香織と志磨遼平ーについて。※志磨さんに関しては勝手な個人的見解ね。江國さんに関してはご本人に言われたから個人的見解ではない。(本当は江國さんの短編「ハモニカと犬」についても喋ったんだが長すぎたから割愛したの)
Time line 29:54〜30:55
インターバル(補足説明②)
Time line 31:00〜33:15
ほぼ意味不明のことを多少酔っ払って喋っています、無視してください。笑。
Time line 33:15〜ラスト
♩If we hold on together / FULL ver
これも喋ったのに割愛してしまったのですが⤴︎のリンクの2枚目に、盟友であり親友ちほさんが歌う”If we hold on together"の一部が載っています。
2月14日に久しぶりにちほの歌を聴きに行ってこれを聴いた時、とても特別で厳かな気持ちが、涙と一緒に溢れてきました。そして、ちほとのいくつかの美しい過去の日々を思い出しました。芋洗いスナック坂のれいこさんのことも思い出しました。
盟友ちほさんの歌なんですが、最近インスタにもちょこちょこ上がっているので、こちらご覧くださいませな。
それではみなさま、#レディオイーディ 第6回で会いましょう!
タイトルは「”愛の季節”を待つ3月、パリ、フランス、根津の、芸術ではないモカ酒場にて、ギリシャ。」
See u sooooooooon!
長く絶版になっていたわたしのデビュー作「蝶番」と2012年の渾身作「誰かJuneを知らないか」がこの度、幻冬舎から電子出版されました!わたしの文章面白いなと思ってくれた方はぜひそちらを読んでいただけたら嬉しいの極みでございます!