1から2を生むために。WEBディレクター、まず箇条書きから始めよう。
雑に書きます。エンジニアでもデザイナでもコンテンツメーカーでもないけどWEBディレクターである場合、個人的には
「1から2を生み出す」
ところに力を発揮するのがいいんではないかなと。
世の中てきには「0から1を生み出す人」「1を10にする人」みたいな仕事のタイプの分け方がありますよね。
0から1を生み出す人は、突出したアイデアを生み出す人。
1を10にしていく人は、アイデアをグロースする人。
ただ、0から1が出てきても、それがそのまま簡単に2,3,4,5と広がっていくわけでなく、最初の1を2にするのがやはり難易度がたかいのではないかなと。爆発的に10に広がる前に、1から2に行く、2から3に行く、初期の動き出し。ここはまた違うスキルが必要なのかなと思ってます。
その難易度が高い作業をするのが、WEBサービス開発の場合は、PMやプランナーでもデザイナーでもエンジニアでもなく、WEBディレクターじゃないのかな?
自分の箇条書きをもとに「やること整理」をみんなで。
ちょっと抽象的になりましたね。
案件の大小はおいておいて、具体的には「すげーいいアイデアを思いついた!」というのを受けて、それをどう実現するのか道筋を整理していかなきゃいけない。その時、例えばいきなり仕様に落とし込むのではなく、私は「箇条書き」を使います。
文章や図解ではなく箇条書き。
この「すげーいいアイデア」が動き出せるように、何を考えないといけないか?何をしないといけないか?誰の協力が必要か?とにかく思いつくことを箇条書きにしていく。
箇条書きにしたら、これをwikiにでも書いておいて、PMやプランナー、デザイナー、エンジニアなどなど、ステークホルダ、これから実装を担当する人とブレスト。
そのブレストをもとに、箇条書きを分離したり、くっつけたり、捨てたり、拾ったりして整理。それぞれをカード化します。
次に、そのカードを軸を使ってマッピングしていくと、それだけで「次に何をしなければいけないか?」が見えてきます。もちろん「今やらなくてもいいこと」も。
つまり1から2に進むには何をしなければ行けないかが見えてくる。
オンラインミーティングは「モノ」を元に議論と軸合わせが効率的
なんで、こんなことを書いてみたかというと、オンラインミーティングが増えたことで、ちょっとした打ち合わせでもこういった箇条書き準備していくとすごく話がはやいな、というのを実感したからです。
集まってその場でホワイトボードに絵を書いて議論をファシリテートしたり、手足と表情でみんなの考えを整理するための「悩む」演出ができない。そのために箇条書きが役に立つ。
もちろん、筋がまったく違って役に立たないこともあるのですが、「箇条書き」という「もの」があることで、オンラインでは議論が活性化するし、参加者全員の考えの軸が決まってくる。
大なり小なり、なにかふわっと「やりたいこと」が降りてきたときに、この箇条書きを一人ワークでサクッとやっとく。それによって、サービス開発、合意形成のスピードが圧倒的に違うな、と感じた次第です。
と、ちょっとオンラインミーティングがほとんどになったので、思ったことを書いてみました。
Photo by Glenn Carstens-Peters on Unsplash
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