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Xiaomi HyperOSのBootloader Unlock

中国版Xiaomi 14シリーズからはMIUIに変わってXiaomi HyperOSがプリインストールされています。

MIUI時代には外国人でも普通にBLU(BootloaderUnlock)申請し、普通に解除できますが、 HyperOSからはBLUが厳しく制限される方向に変わってしまい、これまで中国版を購入してきた外国人にとってお馴染みのロム焼きが実質不可能になりました。

中国版Xiaomi Bootloader Unlockの申請条件


①シャオミコミュニティレベル5になること
②中国の実名認証、中国本土の銀行口座の認証が必要

また、BLU許可は1年の更新制で、BLU権を得て1年以内に申請しないと権利剥奪、1アカウント3台しかBLUできません。

ということで、中国人と中国在住の外国人以外で中国XiaomiスマホをBLUするのはもう不可能になってしまいました。いままでシャオミは中華スマホメーカーの中では珍しくBLUができてroot化やP開発機としての利用もできたことが魅力でしたが、それができないとなればかなり魅力が薄れてしまいます。

解決策1:Taobaoと 閑魚(フリマサービス)からBLU権限を買う


シャオミアフターサービスセンターの技術者達が小遣い稼ぎするために、タオバオと閑魚でBLU権限を販売しています。 遠隔BLUするサービスを買ったら、遠隔操作でただ3分~10分でアンロックできます。

デメリットはBLU権限の価格が高いことですね、13シリーズは350元、14シリーズは450元ぐらいです。(涙

リモート接続ソフトウェアTeamViewer かTodesk
リモートサポート用のソフトウェアUSB Redirector Technician Edition
が必要となります。

解決策2:中国版をそのまま使う


MoreLocale2で日本語化

  1. Windows PCを用意し、ADBコマンド環境を作る(既に作成済みなら不要)

  2. MoreLocale2を端末にインストール

  3. PCとスマホをUSBケーブルで接続し、ADBコマンドで、MoreLocale2にPermission(権限)を与える

  4. MoreLocale2で日本語化

Google Playをインストールする

  1. 「谷歌安装器」というアプリをダウンロード

  2. 「install」をタップすると、順次にGoogle Service Framework、Google Account Manager、Google Play Services、Google Calendar Sync、Google Playストアがスマホにインストールされます。時間がかかるのでしばらく待ちましょう。

VIVO、OPPOなどの中華系スマホと比べたら、シャオミを使うには本当に面倒くさいですね。



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