日記:新しい住処を探す
我が家は2LDKなのだが、子供が大きくなるに連れどんどん狭くなってきた。子供も自分の部屋が欲しいと言い出した。いつかこんな日が来ることは分かっていた。今の家が気に入っていて手放したくない。匠のようなリフォームで住み続けられないか、建て替えをするプランをできないか色々考えてみたが、やはり今の家を売って、その資金で新しい家を買うのが一番効率がいい。頭では分かっている。でも手放したくない。
重い腰を上げて不動産情報を探し出す。新しい住処を探すことにした。子供はいずれ巣立つ。10年くらい住めば老夫婦の二人住まいになるのだ。仮住まいでもいいかと思いマンションを調べてみたが、そもそも3L4Lの物件が少ない。お値段にびっくり。これに管理費や駐車場のお金が加わる。一体誰が買うのだ。となると戸建てか。子供の学区を変えないことを優先するならばと近所の物件を調べてみる。こちらもびっくりするほどお高いことが分かった。体感で3割くらい値上がりしてないか?この金額出して建売なのか。。。東京の不動産のインフレの現実を知った。
少し郊外に降るか、それもなんだか気持ちが上がらない。何より子供の通勤圏を狭めてしまう。夢の注文住宅はもう少し年老いてから終の家として住むまでとっておくかないようだ。
思考を停止して現状維持したいが今のままでは家がパンクする。ジリ貧である。なんとか新しい住処を見つけねばならない。行手にはいいところもあれば悪いところもある。前に進まなきゃならない。これってまた人生の挑戦じゃないか。もういい歳だけど、まだまだ頑張らなきゃいけないんだな。
いい家見つかりますように。