ワーケーションカー「mobica」体験レビュー #3
mobicaを利用するとどんな働き方ができるのか。そのイメージを膨らませることができるよう、実際にmobicaを利用した方の体験レビューをお届けします。第3弾は、mobica事業を展開する、株式会社GOOD PLACE吉町の体験レビューです。
ーー今回利用した車種と行き先を教えてください。
ハイエースタイプのmobica sandを、宮崎県日向市で利用しました。宮崎県を訪れたのは今回が初めてです。
ーー日向市は「リラックスタウン日向」をコンセプトに、2020年からワーケーション事業に力を入れていますよね。事業開始から3年間で1100名を超える方々がワーケーションに訪れていると聞きます。そんなワーケーション先進地域である日向市では、mobicaを活用してどんな働き方をされましたか?
弊社は2023年9月に日向市とワーケーション実証実験の連携協定を締結しました。そのため、日向市役所で連携協定調印式の会見と取材に立ち合ったり、リリース作成などのデスクワークをしたり、mobicaの撮影業務を行ったりしました。有名なサーフスポット・金ヶ浜の目の前に、「STAIRS OF THE SEA」という雑貨、服などのセレクトショップやカフェが入っている商業施設があるのですが、そこの海を一望できる壮大なロケーションで、コーヒーを飲みながら仕事をしたりもしました。
▼STAIRS OF THE SEAの詳細はこちら
ーーmobicaならではのモビリティを活かして、地元のスポットを巡りながら仕事をしていたのですね。mobica車内の働き心地はいかがでしたか?
4名で車内を利用するタイミングがありましたが、予想以上に快適な広さでした。通常の4名用の会議室に比べて空間自体は狭いはずですが、「ワーク」に特化して計算された室内レイアウトとサイズ感の車だと、こんなにも効果的にスペースを活用できるのかと実感しましたね。ハイエースは窓も広いですし、バックドアを開けるとより開放的で気持ち良かったです。
ーーチームでワーケーションをしても十分な広さがあるのは、ハイエースがベース車両であるmobica sandの強みですね。
もう一つ、これはmobica forestも同様ですが、Wi-Fiと充電が利用できるのも心強かったです。フライトの時間までに完成させなければならない資料があり、一緒にmobicaを利用した同僚と時間に追われていたのですが、そのような集中を要する作業にも没頭できたのは意外でした。ドアを開けると開放的でありながらも、やはり車。ドアを閉めると集中モードに入ることができるおこもり場のようになって、まさにカメレオン空間だと感じました。
ーー急ぎの作業にも集中して取り組めたという体験談は、車内でのワークにハードルの高さを感じる方々の背中を押してくれるエピソードですね。今回mobicaを利用した際に、バケーションとして楽しんだことはありますか?
mobicaステーションの近くでつい買ってしまったご当地スイーツのマンゴーアイスは印象に残っています。mobicaの車内で快適に頂きました。ランチで向かった大漁丸という海鮮料理屋では、宮崎の海を眺めながら豪華な海鮮丼を味わうことができました。レストランの外にはかわいいヤギとうさぎがたくさん飼われていて、海とヤギとうさぎという癒しに囲まれた穏やかな時間でした。前述したSTAIRS OF THE SEAは、海を一望できる壮大なロケーションだけでなくお土産のセレクトも素敵でした。ここを見れば名物がわかるので、日向市に詳しくなったような気がしています。短い滞在でしたが、日向市の魅力に触れることができたワーケーションでした。
ーー短い時間のなかで、日向市の食、自然、観光スポットを堪能していますね。1日を通して、mobicaを利用した感想をお聞かせください。
飛行機と特急電車を乗り継ぎたどり着いた日向の街をmobicaで走り、空から地上から、様々な角度とスピードで日向市を体感できました。30時間ほどの滞在で濃密な時間を過ごせた気がします。私の一人旅であればSTAIRS OF THE SEAや大漁丸を知らずに終わっていたと思うので、そういったスポットを満喫できたのもmobica×同僚とのワーケーションの醍醐味だと感じました。そして何より、車での旅は楽しい。オフィスよりも「深イイ」話が弾みました。
ーー吉町さんのお話から、同僚の皆さんと充実した時間を過ごすことができた満足感がありありと伝わってきます。最後に、今後mobicaを活用して実践したいワーケーションがあれば教えてください。
東京からも行きやすく、きれいな海が広がる東伊豆をmobicaで回りたいです。
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同僚といつもと違う場所に飛び出し、リラックスした時間を分かち合ったり、そのなかでもいつもと変わらぬパフォーマンスを発揮した経験は、チームの結束力アップや働きがいにも繋がるかもしれません。一見ハードルが高く感じるワーケーションも、仲間と一緒に、初めの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
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文/橋本彩香