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【メタバース】仮想か、現実か

日々のモビリティニュースを10分でアウトプットする『Mobi-LOG』
今回注目のニュースは『メタバース』

「メタバースでクルマを買う」というのは、どういう経済行動だろうか。
売り手と買い手の目線で考えてみる。

売り手にとっては、広告的意味合いから、リアルでの購入につなげてもらうことが望ましい。メタバース内での価格はよほどの希少価値および持つことによるステータスを付与できない限り現実を超えることは難しそうなので、ビジネス面ではリアルとのリンクを考える必要がある。

ブランディングの面から考えると、高級車はリアル同様に希少性・高級感などを追及することになると思うが、乗り心地や走行性能で差別化するのは難しそうなので希少性で勝負する形か。反対に、大衆ブランドは無料でもたくさんの人に使ってもらって、リアルも含めたブランド認知を高めるといった手法に使えそう。

買い手から見ると、メタバースでクルマを買う意味は何だろうか。

空間を移動するための手段としての意義は乏しそうなので、やはりステータス的意味合いが強くなりそう。リアルでは買えない高級車をメタバース内で買って所有欲を満たすようなこともできるのかな(所有欲の充足なのかは微妙だけど)。

どうせ仮想空間なら、リアルできないことにも挑戦してほしい。それこそ「空飛ぶクルマ」とか。デザインも既存のものにとらわれず、自由な発想があってもいいかもしれない。

そういう意味ではメーカーではなく、クリエイターであることがメタバースで存在感を示すための重要な要素かもしれない。

セカンドライフの頃から発想があまり変わってない気がするので、革命的なビジネスモデルを思いつけば一儲けできそうな予感はする。

以上


見出し画像はCANVAのAI画像生成機能で作成しました。


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