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【地域交通】必要なところに必要なサービスを

日々のモビリティニュースを10分でアウトプットする『Mobi-LOG』
今回注目のニュースは『地域交通』

乗降場所のネーミングライツ。広告モデルの一つの形。
初期的には地域の交通を応援する広告的な意味合いが強いかもしれないけど、将来的には乗客の移動データ分析などもできるようになれば広告以上の意味を見出すこともできる。オンデマンド交通なら、どういった人がどこから乗ったか、どこへ乗って行ったかがわかるから、そういったデータも対価になりうる。

『通勤利用などでの利便性を高める』とあるのは、地域の企業が従業員のために、会社の前に乗降場所を設置するようなユースケースを想定しているということかな。従業員が〇人以上定期券を買ったら乗降場所新設するといったこともできそう。

なかなかハードルは高いけど、提供する側はニーズがあるところに乗降場所を作って使われないところは撤廃する、使う側は利便性を維持したければ公共交通をしっかり活用する。
そうやってデータを使って最適化を進めていかないと、使われない交通の維持に疲弊して、本当に必要な交通さえなくなっていってしまう。

それを探るためにも、オンデマンド交通は都市部でも地方部でもどんどんトライしていってほしい試みの一つだと思っている。

以上

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