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マン管と管業はどう違う?

不動産系の資格の中に、マンション管理士(略して「マン管」)と管理業務主任者(略して「管業」)という、よく似た資格が存在しています。

いずれも、2000年(平成12年)に成立した「マンション管理適正化法」という法律に基づいて誕生した国家資格です。

このふたつの資格は、揃って話題に上ることが多い資格ですが、その違いをきちんと説明できる人は意外と少ないのではないでしょうか。何を隠そう、どちらの資格試験にも合格している私自身が、そうでした。。

ということで、マンション管理士と管理業務主任者との違いについて、深掘りして比較してみることにしました。

比較の観点は、「業務内容」と「試験制度」のふたつです。

業務内容の観点では、いずれも「分譲マンション」を対象としている点と、「マンション管理組合(区分所有者全員で構成される団体)」を相手にするという点は同じですが、マンション管理士は、マンション管理組合の立場に立って、マンションの管理・運営について指導、アドバイス、コンサルティング等を行う一方、管理業務主任者は、マンション管理業者(マンション管理組合からマンションの管理を受託する会社)の立場で、管理業務の重要事項説明や管理事務の報告などを行うという点に大きな違いがあります。

試験制度の観点では、基本的に、試験範囲や試験制度については、両資格はほぼ同じです。試験日程も1週間しか違いがありません。このため、ダブル受験される方も多いわけですね。

このようなマンション管理士と管理業務主任者との違いについて、下記のページで詳しく解説しましたので、興味のある方はご覧ください。

マンション管理士と管理業務主任者の違い【業務内容・試験制度を徹底比較!】

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