私が声をあげる理由。


活動を始めた頃。

活動当初、仕事を他にもいくつかしていて
歌を歌うことはいわゆる「趣味」に近いものでした。
当たり前だけどファン数も0からのスタートで、
それで生活してないし、できるわけもないっていう。
ライブを見に来てくれた方がたった3人の時もあった。
でも、その時のスタンスとして、
頑張ってる自分を見せるのは恥ずかしいという気持ちがあったので
まるで努力をしていないような言い草をしてたりしたのです。
誰も本当の私を分かり得るわけがないし、
それでいいって思ってた。
なぜか周りには勝手に「お嬢様扱い」されるので
まあそれでいいやーって思っていました。

でも現実は違って。人一倍練習しないとステージには立てないし、
練習してもミスすることの連続で。
ピアノも歌もどんなに練習しても全然上手くならなくて。
私は自分に才能がないのが悔しくて
どうにかしたいって毎日もがいてたと思う。

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