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アイドルとオタクについて

導入

初めまして、もやしと申します。
初めての対面お話会を終え、色々考えてたことが少し固まったのでちょっとメモっておきます。

テーマは「アイドルとオタクの関係性」です。

それでは。

本編

プロ野球選手ってすごいですよね。
何万人もの観客の前でプレーし、応援を受けます。

でも、もし野球ってスポーツにファンが一人もいなかったらどうですかね?
ちょっと球を投げて打つのが得意なだけのバカ集団ですよ。

じゃあアイドルはどうなんですか?
そう、ちょっと可愛くて歌えて踊れるだけの集団ですよね。
(日本のアイドルは飽和していて、低いレベルのアイドルがいるのも事実)

流石にオーバーに言いすぎましたが、ここで重要なのは「プロ野球選手やアイドルの価値を高めているものは何か」という点です。
これはエンターテインメント関連の多くに当てはまります。

その答えは2つあると考えます。
1つ目は「ファンの存在」、2つ目は「運営の存在」です。

オタクがお金を払ってアイドルに会いに行くのは、そこにしかない価値を見出すからです。
アイドルは多くのファンの期待を一身に受け、様々な夢を託されることでアイドルとしての価値を高めます。

簡単に言うと、ファンが増えることでアイドル自身の価値が高まります。
ファンが1人しかいないアイドルの「世界一のアイドルになる夢」とファンが1万人いるアイドルの「世界一のアイドルになる夢」。

後者の方が確度があり、背負う期待が多く、キラキラしています。
さらに、後者の方が「応援する価値」も高くなるのです。

つまり、アイドルとファンは互いに互いの価値を高めています。
ファンがアイドルの夢を応援、目標に加担することでアイドルの価値が高まる。
アイドルの価値が高まることで、ファンが応援する価値・ファンの応援が実る可能性は高まります。

この関係性に「金銭」の存在はありません。
「夢・応援」のみを通して形成される、アイドルとファンの美しい関係です。

これに加えて、アイドルの価値を高めるのが「運営」の存在です。

ファンはお金を払ってアイドルに会いに行きます。
それは、アイドルが運営によって"希少性"を高められているからです。

アイドルとファンは運営によって遠ざけられています。
アイドルはアイドルであるために守られ、限られた時間や限られた場所でしか会えません。

だからこそ、その会える僅かな時間に価値が付き、お金を払って会いに行きます。
値段が付くことで、その時間が特別なもので、日常とは切り離されたものであることがはっきりと実感できます。

まとめると、ファンがアイドルを応援する行為それ自体がアイドルの価値を高め、アイドルが運営によって守られることでさらに価値が高まり、そのアイドルにつくファンの応援行為の価値も高まるという、ループのような関係性にあります。

アイドルとオタクはwin-win、互いが互いのためにある関係性です。
その間に立つ運営もまた、金銭を通じてですが、アイドルとオタクのそれぞれの価値を高める立場にいます。

アイドルはビジネスだと思われがちですが、この関係こそが本質にあると考えています。

以上、書き散らしでした。











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