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アイドルとオタクの関係はビジネス

初めまして、もやしと申します。

タイトルの通り、自分は「アイドルとオタクの関係はビジネス」だと思っている。

過去に投稿したnoteの内容と逆らっていることには、お許しを。

「行きつけのラーメン屋で大将からサービスしてもらったんだよ!」
この常連客と大将の間には、確かな関係値があると思う。

「通ってるアイドルから『大好き』って言われたんだよ!」
このオタクとアイドルの間には?

ラーメン屋の大将は、客にラーメンを提供するのが仕事。
別に客との関係なんて築く必要はない。
客は旨いラーメンと一時的な接客を求めて金を払っている。

アイドルは、歌って踊ることが仕事。
一方で、オタクと触れ合うこともアイドルの大事な仕事。
オタクは、自分とアイドルに何らかの関係を作るため、接触に金を払う。

アイドルは、オタクと関係を構築することを、最初から期待されている。
その期待のもとに、オタクは金と時間を投資する。
他の接客業とは、本質的に全く違う存在である。

という話を、妙本さんがまとめてくれた。

オタクは、ある一定の基準を満たす対応のみを求めて(会話をまともに成立させたり、適当とされるレスポンスをすること)、接触しにいく。
そこに加え、関係値に基づいた好対応が上乗せされたりする。

なるほど、本当に納得がいく説明だと思う。

しかし、自分は、この関係値すらビジネスだと思ってしまう節がある。

お話会で自分を見てニコっと笑ってくれたとする。
その瞬間は、確かに口角が天井を突き破るほど上がる。
翌朝には、無意識に「あれもビジネススマイルだからね」と自分を落ち着かせている。

自分は推しメンに「もやしくんって自分を客観視してるよね」と言われたことがある。
未だに何故そう思われたかは不明である。

もはやアイドルは「少しでも良い取引をするために関係値」すら超越しているんじゃないか。
いや、超越すべきなんじゃないか。

オタクが「関係値」と騒ぎ立てているものは、全てアイドルがコントロールする、ビジネス上の関係に過ぎないんじゃないか。

前述した「上乗せ」の部分も、そこまで期待したうえでオタクは投資していないだろうか。
胸に手を当てて考えてほしい。
つまり、アイドルは見合った「上乗せ」することも仕事なのではないか。

それが自分の信条の1つ。

こう信じることで、推しメンから干されたと嘆いたり、他のオタクに嫉妬することは、まず有り得なくなる。

だから自分はアイドルから「喜」・「楽」以外の感情を受け取ったことがない。
ただ、チケット落選は萎える。勘弁してほしい。

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ここからはメタ認知を捨てる。

関係値が全てビジネス?
そんなわけあるか!

自分が100%、上の思想に染まっているわけじゃない。
あくまで「そう思い込み、信じている」だけ。

自分はアイドルと各オタクとの微妙な関係性の差異や、それぞれのエピソードを聴くのが大の好みである。(自己矛盾)

自分のことにしても、少なくとも新規でデブの臭いオッサンよりかは人間として魅力的だし、推しメンの対応も良いと思っている。
人間同士の関係なんだから、関係値は出てくるに決まっている。

しかし、アイドルの本質は、やはり関係値を超越する存在だと思う。
それが、アイドルについて論理的考察を行う際の、自分のポジションであることは揺るがしたくない。
つまり、理想気体である。

そう考えていた方が、オタクをやっていて遥かに楽だということも伝えたい。

ぜひ、皆さんの意見も聞かせてください。




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