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松尾芭蕉初の紀行文!「野ざらし紀行」現代語訳

松尾芭蕉「野ざらし紀行」の現代語訳(全文)です。

「野ざらし紀行」は、天和4(1684)年から翌年にかけての旅を描いた、芭蕉初の紀行文です。
最終的には貞享4(1687)年ごろに出来上がったと考えられています。
故郷の伊賀や伊勢、吉野、奈良、京都、大津、熱田などを巡った旅で、芭蕉が何を見、どんな句を詠んだのかを味わっていただければと思います。

以前に訳しました「おくのほそ道」に続いて、読みやすく、もとの雰囲気を損なわない訳を心掛けました。
ぜひお読みください。よろしくお願い致します。

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7,828字

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